青き芽も やがて朱がさし 白くなる 玄き種子こそ 残して散らめ

 あお

 やがてしゅがさし

 しろくなる

 くろ種子たねこそ

 のこしてらめ



 ***** ***** *****


 人生の春夏秋冬

 始まりはあお

 青い春が過ぎ去ったなら、

 夏にはあかくなるという。

 やがて、白い秋を迎えて、

 しまいの冬は黒くなる。


 玄人くろうと 目指して 

 白くなるまで研鑽を積み、

 かつて流した涙は赤いか。

 青き若さを失っても、

 赤き情熱 燃やし続けて、

 白き灰になり果てようとも

 黒き種子を実らせるまで。


 


 せめて、生きたあかしのこしてきたい。





 ***** ***** *****

 https://kakuyomu.jp/works/16817330667735586234/episodes/16818093077911976988



 感謝をこめて。  (*˘︶˘*).。.:*



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

薫物合《たきものあわせ》【短歌・一首部門】 結音(Yuine) @midsummer-violet

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画