「血筋」という正当化された「呪い」

太古からの「因縁」「呪い」とは、医学が発展していない世界では謎の病気やウイルス、回虫といった目に見えず分からない「死」が憑きまとうことだということは、現代の私たちにとっては明らかだ。

しかし、血筋や家系とは先代先祖は明確な意思をもって引き継がれる「伝統」であり「継承」。

そこには不可抗力や過失は存在せず、善意か悪意かの意図が込められている。
本当の「咒」とは、そういった人の意思で蓄積していくモノなのかもしれない・・・・・・