第3話 とりあえず構想を練る
嗚呼、そもそもどういう風に発信しようか、何も決まっていない。
今のところ、黄色枠は山下清リスペクト的なキャラでいこうかな。イメージ的に金八の河原でおにぎり食うタンクトップ坊主絵を描いている、といったところか。
そこにエンカウントして戦隊メンバーにスカウト的なパンチが欲しい。名前はもうこれで行く。
「マチュヲカ」
これでいい。あとあと絵を描いているマチュヲカより面白いムーブが思いつくかもしれん。
あと四人はわからん。ただ、映像媒体でいくなら、フィジカラーを揃えたいので人材を発掘しないとな。嗚呼困った。
学生プロレスのヤツとかは受け身も上手くて頭も悪くないかもな。ギャラも高くないだろうけど。どちらにしろ逸材はそうそう居ない。
人材より先に出来る事をしておこう、と思って今考えている構想。
今のところ戦隊は五人でいって、五人ともライテクが欲しい。なぜならライダーと戦隊はライバルだからだ。
五人そろってライテクがあったら目立つし、戦隊なのに上手い、とならないか。
じゃあ一人は戦隊メンバーにバイク特化型が要るかもなぁ。整備が得意なの一人と、それと別にライテク依りのもう一人でもいいなぁ。
じゃああと二人か。とにかく頭がキレるヤツ入れたら面白いだろうから軍師系を一人。結構沸かせそうだな。
あと一人はぁー。現在募集中でスタートしたっていいかも。あはは。どうしようかな。
戦闘スタイルはプロレスのストンピングを5人がかり、というイメージがある。コスチュームとかはまだ分からない。
ストーリーはどうしようかな。とりあえず、同志を探す手段に既存の暴走族漫画を使う、というのはどうかな。暴走族漫画に心を打たれるかどうか、そうならもう仲間的な。
「うーん。」
それでいいか。異端ではある。
そして今のところスーパーナチュラルなものは取り入れない現代ドラマのスタイルでいこうかと思っている。なので怪人、怪獣の敵は出さない。えー、やっぱり出そうかな。
そうだとしても極力リアルを重視していく。まぁあとは自分主体で進めたいから色々覚えないとなぁ。撮影とか。詳しい人間がスタッフに入っても助かるけど。自分でも覚えたい当然。
困ったなぁしたら学生のサークルとかと一緒にした方がいいのかなぁ。映像研究会みたいな。嗚呼わからん。
したらもう映像研究会の人をメンバーに入れればいいかなぁ。戦隊メンバーの一人に。一応頭に入れておこう。
とここで、一人メンバーを思いついた。声優志望者男子?男性を。このメンバーは終盤な参加、四人目か五人目に。そして既にメンバーのキャラに気合を入れられる設定にしようか。
大概、今の声優志望者はフィジカル要素ゼロであるイメージだ。反論が来たとしてその内容がまた男らしくないような感じなのは読める。だから、ちょっと煽ろう。
「ザッツ、ベリーインスタレスティング。」
とりあえず、絡む。トレーニングジムに拉致してラスボスを仕留めるときの、
「うおぉーーーっ。」
の練習してみろ、とか言って20キロくらいの設定ををマシンにして、声を出さながらせる。
「うおぉーーっ。」
と迫真の声の演技、否、演技ではなく本気で20キロを上げようとさせる。
「あはあは。」
「今、貴方は美しい。」
「人は心にしか感動しないんだからね。わかった?
いい勉強になったろ。」
とか。あはは。
あとは声優志望とカミングアウトした瞬間、
「お前、何々アターックって今ここで言え。あはあは。」
となる。更に、
「ムチエマルカエ帝国がどうのこうのお前大マジで言うと?マジ?大マジな口調で今ここで言ってよ。(←台詞っぽく言う)」
とか。俺ならこう攻める。俺の前では声優志望と言わないことだ。家臣団と一緒に楽しむからな。
戦隊メンバー5人全員暴走族マンガ大好きやねんショウナンジャー 木村 翔 @Kimurasho
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