人情あふれる妖怪と押しかけ花嫁様

人間社会の化かしあいに負けた主人公が、人生の最後にと積んだ善行で狐の押しかけ花嫁（仮）をもらうお話です。

人間の化かしあいが普通にあるものなので、主人公の心理状態に寄り添いやすくなっています。
妖怪サイドの人の話を聞いているようで聞いていない自由奔放さが作品全体の雰囲気を明るくしてくれています。
疲れている時にでもするっと入ってくる感情描写に突出した文章なので、手軽に楽しむことができるのも魅力ですね。

短時間でさくさく読める作りになっていますので、読む作品に迷っている方や新しい作品に出会ってみたい方はぜひ読んで見てください。