連続テレビ小説 ハートと星と

Web作家から女流ベストセラー作家へのサクセスストーリー

　平凡なOL堀越理央は、狭霧葉月のペンネームで、あるWeb小説サイトにて活動していた。高校生の頃から投稿していた彼女にはそこそこファンがいた。偶然同じ職場の同僚、小椋悠平もその一人であった。しかしお互いペンネームを使用していたため　気付かないままWeb上で交流を深めていた。

　特に小椋悠平は狭霧葉月の熱烈なファンの一人で、彼女の作品には必ず目を通して高評価を与えていた。

　そんなある日の飲み会での会話で、理央は悠平が自分すなわち狭霧葉月の大ファンであることに気付いた。さらに理央のファンタジー小説がWeb小説コンテストで大賞を取り、書籍化され作家デビューを果たす。

　しかし会社が理央の作家活動を知るところとなり、理央はやむなく退職した。すべてを知った悠平は理央に想いを伝えるが、彼女は専属の編集者を密かに想っていた。

　新進の女流ベストセラー作家として成長していく狭霧葉月こと堀越理央。そんな彼女も元同僚と編集者のあいだで揺れ動く。

　平凡なWeb小説作家からベストセラー作家への険しい道のり。そしてラブロマンス。

　朝ドラ史上に残る傑作となるであろう。