荒廃した世界で出会ったオッサンと少女の、ロードムービーのような物語

終末の世界なのに、妙に明るくてたくましいオッサンのオーサンは、鼻歌まじりに颯爽とバイクを走らせ、ひとりで旅をしています。
そんな彼が、研究施設に忍びこんで見つけたのは、巨大なカプセルに横たわる少女。
オーサンのせいで眠りから目覚めた少女に、オーサンはローストという名まえをつけて、一緒に海を目指すことになります。

オーサンが喋ることをローストが繰り返すような不思議な会話だけど、なんだか楽しそうで、微笑ましい気持ちになります。
集落のリーダー、アラニの姐さんのキャラクターも魅力的で、オーサンと同じく、前向きで威勢が良くてたくましい。荒廃した世界を生き残るためには、こんなリーダーが必要なのだと思わせてくれます。

これから完結に向けて、どんな展開が待っているのか楽しみです。
荒廃した世界を颯爽とバイクで走るロードムービーのような物語を、ぜひ読んでみてください!


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