西洋ファンタジーと日本ホラーの絶妙な融合
- ★★★ Excellent!!!
主となるファンタジーの舞台・登場人物は、それだけで創作として充分通用するガッシリ感がある。
そこに和製ホラーの要素をブチ込むとなると、どこか無理矢理な違和感を覚えそうなものだが、本作はこの2つの要素を絶妙なバランスで(かつチョケたりせず、真の男の顔で)調理しているのがすごい。
怪異による現象の怖さもたっぷりだけど、人間たちのドス黒い部分による怖さもシリアスに描いているところが好き。