タイトルを読んで、「森かあ、いいなあ」とのどかな気持ちで開いたら、冒頭の一文に「ひ?そういうこと?」と小さく驚きました。そしてエピソード最後に「わぁ」と。お見事です。
異世界にある日本・世界各地に似た国を舞台とした小説を書いています。「書き出しレビュー500件」を目標にした企画を立てて勉強中。 独自設定を作るのが好きですが…
獣の脅威に満ちた広大な森に、小さな村が点在している。村同士の交流は薄く、旅びとが訪れるのは珍しい。少女を連れているのなら、なおのことだ。真っ暗なマップが、旅びとの足跡でゆっくり明らかになって…続きを読む
静かな語り口で綴られる、旅の物語。主人公の行く先々で起こるエピソードが、やがて集約されて一つの物語になることを予感させます。人々の心理描写も見事です。是非ご一読されることをお勧めします。
言葉が紡がれていく中で、言葉から感じられる不思議な感覚があります。 その言葉からは色々な感情が読み取れると思います。段々と引き込まれていく心地よさがあります。
異世界とは不思議な世界ですが、このお話の世界は特に不思議です。人の世界を飲み込む森林があり、精霊がいる。そして精霊を見ることができる人がいる。しかし魔法や勇者は出てきません。出てきませんが、…続きを読む
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