世代を超えた欲の継承は。一瞬の燃えるような愛で、跡形もなく断裂した。

作者さんの「アナログ時代回顧録・三部作」の、第二弾(単品でも読めます)。

「番町皿屋敷」が成立し得た、恐らくは最後の時代。
夜中に「一本、二本・・・」と声と殺戮音が響くさまは、まさに怪談。
(´・ω|オネエハモクゲキシタ

デジタル技術ありきの現代では、ここまでホラーにはならないだろう。
友愛の可能性を探る男と、純愛と執念を燃やす女の魂の交錯を、短い文字数に凝縮した一作。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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