(´⊙ω⊙`)
本作は「味覚は人それぞれ」を、分かりやすく伝えてくれるわねぇ。
とはいえ、アタシは「味覚(と聴覚)鈍麻」なので、作者さんとは真逆なのよね。
( ゚∀゚)・∵. ブハッ!!
薄味を感じられなくて、極端にしょっぱい・甘い・辛いとかが好みだからあ。
最近は、味覚に自信のない若者も多いようだしぃ。
食物アレルギー持ちが、地球人口の2%にも届く(かもしれない)状況では、他人事に思えないわねえ。
(´・ω・`)
(´ε`;)ウーン…
作者さんの読み切り短編はぁ、「むう。文字数が多いなあ。スキマ時間に読みたかったけど。ハードルの高さが東京タワーだ」と思うことが多かったけどぉ。
これは、ちょうどいい分量だわあ。
(人´∀`).☆.。.:*・゚
(´இωஇ‘)ぅʓぅʓ
本人は真剣なれど、どこかユーモラスな筆致で読みやすいしい。
完食教育への懐疑、感覚鋭敏の生きた実例など、考えるべき課題もあってえ。
イイ感じにまとまっているわぁ〜♪
キャー(⁎˃ ꇴ ˂⁎)ッ (≧∇≦)b
ひな祭り、たいていの子供にとっては楽しいイベントですよね。女の子のお祭りとはいうものの、ひなあられや菱餅、甘酒、子供の喜びそうな甘いお菓子が食べられるとあって、喜んでいた男の子も多かったことでしょう。
が、子供の頃の筆者さんは、感覚過敏で甘い物が苦手だったとのこと。甘い物が好きな大多数の子供にとって、なかなか想像しにくい特性かもしれません。
広い意味では好き嫌いと言えるのかもしれませんが、その実、そんな言葉で片付けられない深い問題が隠れています。
他人に理解されにくい特性について、当事者の語るエッセイ。人の多様性について、考えるキッカケにもなる名文です。
ごく普通に暮らしているとわからない、「差異」をありありと感じさせられました。
甘いものが苦手。「みんなが大好き」なチョコレートやシュークリーム、更にはアイスまで、それは苦痛なものとなる。
ただの好みの問題ではなく、感覚が過敏なので苦痛になるということ。
そんな性質を持つ主人公(作者)にとって「ひなまつり」は給食などで甘い物を大量に出される地獄のイベントと化していたという。
この感覚は想像したこともなかったので、とても感銘を受けました。
甘い物が苦手だ、と口にする人はたまにいるけれど、単なる好みの問題だと思っていました。
そんな「甘い物」への苦手意識を持って生きるとはどんなことか。今まで知らなかった視点を垣間見ることができる作品でした。