妖怪長屋の管理人 〜ヒャクメ〜

みかみ

 読み切り

「おい百目ひゃくめ! 今日こそ家賃払いやがれ!」


 すぱーん! と障子戸を乱暴に開け放つと、時代劇のセットのような長屋の一室が、目の前に広がった。

 その土間のはしっこでは、警備員の制服を着た禿頭のおっさんが、かまどに向かって土下座している。彼がこの部屋の住人、百目だ。


「目がぁ~……目がぁ~……」


 どっかのアニメで聞いたような台詞を言いながら、百目は必死に地面を撫でている。


 何やってんだこいつ……。


「土下座すんなら俺にしろよ」


 つるっとした後ろ頭に声をかけると、百目の閉眼していた目が一斉に開き、俺に注目した。


「あんれまぁ、四朗しろう坊ちゃんじゃありませんか! てぇことは、もう中学校が終わったんですかぁ? ああ、えらい事だぁ。これじゃあバイトに行けないよぉぉぉぅ」


 がばりと上体を起こした百目が、俺に背中を向けたまま、天井を仰いで『ムンクの叫び』みたいな顔を作る。

 なまじっか目が多いだけに、普通なら面と向かってやる事を後ろ向きでやってしまうのが、こいつの悪い癖だ。


「はあ? また肩こりと眼精疲労を理由に仕事休もうったって、そうはいかないからな」


 俺は、『ムンク』のまま静止している百目の顔をジロリと睨んだ。


 百目の前のバイトは、監視カメラモニターをチェックする仕事だった。目が多いから適材適所だと思っていたんだが、いざ仕事を始めると、目に飛び込んでくる情報が多すぎるせいで脳が混乱し、モニターチェック開始三十分で耐えられずゲロを吐いた。その後は、目の使い過ぎによる疲労と肩凝りに悩まされ、バイトを休みがちになり、とうとう先週クビになったのだ。今度決まったバイトは、地下駐車場の警備員。せっかく続けられそうな仕事が見つかったってのに、初日から休まれてはたまらない。


 引きずってでもバイト先に連れていこうと一歩踏み出すと、百目が勢いよく俺に振り向く。そして、額を指さしてこう叫んだ。


「だって目がねえんですよぉう。アタシの大事なお目目があ!」


 百目の、額の真ん中にある目が瞼を開く。

 確かに。その眼窩に眼球は無く、ピンポン玉大の黒い空洞が、ぽっかりと口を開けているだけだった。



 ここは、妖精や妖怪といった、人の世とは波長が少しずれた者達が生活する世界だ。昨年、半妖の俺、長頭おさがしら 四朗しろうは、中学入学と同時に、この妖怪長屋の大家を、実父ぬらりひょんから任された。

 ちなみに俺には兄と姉が合わせて三人いるが、半妖は俺一人。三人の待遇は俺よりも良く、マンションの管理人や店舗のオーナーなどに就いている。


 とにかく、問題児(妖怪)が多いこの長屋。顔合わせの初日から既にてんやわんやだったのだが、本日は全身に百の目を持つ妖怪、百目が騒動を起こした。騒動と言っても、虫干ししていた目玉の一つをいつの間にか失くしてしまった、というだけなんだが。

 しかし、そんなくだらんハプニングでも、家賃の取り立てから逃れたい一心で、井戸の中やら、便所やら、ドブの中やら、屋根の上などに身を隠していた阿呆どもを、ひととこに集める程度には、役に立った。


 長屋の住人は、すねこすり、河童、煙羅煙羅えんらえんら、ジャンジャン火、猫又、化け狸、ろくろ首、ケラケラ女、そして百目。

 百目の独身用長屋部屋は、野次馬精神旺盛な妖怪どもでいっぱいだ。


「もうさあ、ヒュウうう、目ぇ無いまま行っちゃえばヒュウウううう?」


 煙羅煙羅が投げやりに言った。煙の妖怪なので、彼の声はいつも、風に揺られて若干ぶれている。


「でもその失くした目ってのがね、全体の情報を調整する親玉でしてねぇ。無いと困るんだよぉ。それでなくとも、今の人間社会は情報が多くて目が回りそうだっていうのにさぁ」


 百目が答えた。


「別の目をそこにはめ込むってのはどうだい?」


 今度はろくろ首が代替え案を出す。


「駄目ですよぅ。全部、微妙にサイズが違うんでぇ、おさまりが悪くなっちゃう」


「百個全部大きさが違うなんて、ああおかしい、ケラケラケラ」


 ケラケラ女が笑った。別に何もおかしくはない。その証拠に、ケラケラ女以外は誰も笑っていない。


「なあ、皆で目玉を探してやってくれないか。でないと家賃を払ってもらえないんだ」


 俺は目の前の長屋住人達に、協力を仰いだ。途端、ものすごく面倒くさそうに顔をしかめた妖怪たちから、「「「「ええ~」」」」というブーイングが起こる。 


「大体さあ、家賃が高過ぎるんだニャあ」


「そうだヨ。江戸時代から進化してないボロ長屋の家賃が、月四万円て、ボッタくりだヨン」


 猫又とすねこすりが小さな顔を見合わせて、文句を言いはじめる。それに乗っかるように、化け狸と河童も不満を口にする。


「そうさ。坊ちゃんのお父上は、もっと寛大でござんしたよ」


「ぬらりひょん様が大家をされていた頃は、ホント楽しかったッパなあ」


 一体、何百年前の話をしてんだゴクツブシどもめ。


「払うもん払わねえで要求だけ一丁前にぬかすとは、いい度胸だなぁ。テメエら」


 俺は腕を組むと、普段は眠らせている妖怪の血を解放して、クレームをつけてきた阿呆どもに凄んだ。強い妖気が俺を中心にして、部屋中に旋風を起こす。 

 妖気にあおられた煙羅煙羅が、「あはぁぁぁっ、消えるひゅぅぅぅ!」と薄れゆく体から細い悲鳴を上げた。


「坊ちゃんやめてくれ! 煙羅煙羅が死んじまう!」


 お友達のジャンジャン火が炎の体を伸びたり縮ませたりしながら、俺の周りをぐるぐる回る。

 住人を消してしまうわけにもいかず、俺はまた、妖気を閉じ込めた。いつもの口うるさい中学生大家に戻り、ビビって身を引いている長屋住民どもを指さす。


「いいかお前ら。何度も言うが、ここは賃貸だ。駆け込み寺でも、避難所でもない。家賃の支払いは義務。等価交換! 払えないなら出てってくれ!」


 最後に、だん! と掌で畳を叩いた。畳と言っても、板間にむしろを敷いたような薄いものだ。若干、手が痺れた。


「じゃけどアッシら、妖怪でござんす……」


「そうよ。妖怪にとって人間社会は煩いし明る過ぎるし、私達の事を見て笑う奴らだっているし、凄く生き辛いのよ」


 化け狸の暗い呟きに続いて、ろくろ首がさめざめと泣く。三日前、くしゃみをした拍子にうっかり首をのばしてしまい、小学生に爆笑されたショックが尾を引いているようだ。


 こいつらの気持ちは分らなくもない。なにせ百年前は、こいつらは畏怖の対象だったんだ。人を化かし、驚かす事を楽しんでいた。それが今じゃ、逆に嘲笑される事もたびたびだ。

 しかし、それとこれとは別である。俺は鬼でも悪魔でもないが、大家だ。月に一回、決められた額を、住人であるこいつらから、納めてもらわねばならない身なんだ。だから俺は、時に無慈悲にならなければならない。


 すっくと立ち上がった俺は、「いい加減自覚しろ!」と、過去の栄光にしがみついている化石どもを、怒鳴りつけた。


「もうお前らは人間にとって、恐怖の対象じゃないんだよ。縁日のお化け屋敷で日給数千円が最高利益の、超貧困季節労働者なの! やしろを建てりゃ小銭が投げ入れられたり、人間のフリして正社員やれる妖怪でもない。アマビエみたいに返り咲く底力も無い。つまりお前らは今や、妖怪の底辺! 最下層! 妖怪社会のゴミなの! ここはゴミの吹き溜まりなの! お分りか!?」


「そんな吹き溜まりの元締めが、あんただニャあ……」


 猫又が見せた小さな抵抗に、他の妖怪たちも揃って頭を縦に振る。

 俺はもう、堪忍袋の緒がブチ切れそうだ。


「口で言っても分らんようなら、家賃を日払いに変更してやろうか、味噌っかすども」


 腹の底から湧いてきた怒りを毒舌に乗せて脅しつけると、そこら中から悲鳴が上がった。


「坊ちゃん、毎日取り立てに来る気ですかッパ!?」


「学校が終わる時間を狙って、留守にするのは面倒なんだヨん! それを毎日なんて、ボクらの生活の質はどうなるんだヨ!」


「毎日坊ちゃんに怒鳴られたら、あたいストレス過多で死んじまうよ」


「可愛い顔してホント毒舌家なんだから! ああ可笑しいケラケラケラ」


「アタシ、もうバイト増やすの嫌ですよぉ」


「パチンコに行けなくなっちゃうでごんす!」


 まったく、どいつもこいつも。


「やっかましーっ!」


 俺は目の前のぼんくら妖怪どもに、渾身の怒声で雷を落とした。


「だから、はした金を毎日搾り取られたくなかったら、協力しろって言ってんだっつーの! 百目はたまに、お前らが滞納してる分も払ってくれてんだぞ! 助けてやろうとは思わねえのか! アホ・ボケ・カス!」


「うわ、全部言われたひゅううううぅぅ。傷ついたぁぁぁぁ……」


 単純な罵倒後を三連発させた俺の前で、煙羅煙羅がショックのあまり離散した



「ほんとにあそこに目玉があるのか?」


 妖公園あやかしこうえんの中心にある、一本松。俺達、妖怪長屋のメンバーは、十階建てビルの高さはありそうな大木のてっぺんを、揃って見上げている。


「目を開けてみたらね、松の木の幹と、細かい枝で組まれた鳥の巣のようなものが見えたんです。だからきっと、あそこですよぅ」


 百目の目玉は、眼球の開閉に限って遠隔操作も可能だ。だから、無くなった額の目を開眼させて、それが今どこにあるのかを探ったのだ。すると、この松の木のてっぺんにあると言われている、カラスの巣らしきものの中が見えたわけだ。


「あのカラス、人間の世界から迷い込んできたらしいんですけどねぇ。……あ。今、黒い羽みたいなのだがチラッと見えた。これは本体じゃなくて抜け羽かなぁ。でも、間違いありませんわぁ」


 百目はそう言うと、開眼させていた全身の目を閉じた。「夕陽がまぶしいやぁ」と言いながら、眼球が入っていない額の目をこする。


「飛行系の妖怪でなきゃ難しいんじゃないか?」俺がそう言うと、ジャンジャン火が「俺なら飛べるぜ」と名乗り出た。


「目玉燃えちゃうひゅうううう。おいらの方がまだマシだふゆううう。ひゅっひゅっひゅっ」


 ここに来るまでの道のりで形を取りもどした煙羅煙羅が、ジャンジャン火を笑う。ジャンジャン火は口から「ケッ!」と火の粉を吐いた。


「煙の体で何を掴もうってんだよ。おめぇなんか現代じゃ、ただの公害じゃねえか!」


「言ったなひゅうううううう!」


「ケンカすんな!」


 俺は、面倒くせえ火の塊と煙の塊を叱りつけた。


 続いてろくろ首が、しゃなりしゃなりと前へ進み出る。


「要は、体のどっかがあそこに届けばいいんだろ? お姉さんに任せなよ」


 腰まで届くワンレンヘアを、手早く後ろで一本結びにしたろくろ首は、小さな頭が乗った首を、にゅにゅにゅと伸ばし始めた。そのままどんどん、松の幹に沿って、昇ってゆく。


「おおお、すごいすごい!」


 百目が手を叩いた。その他の面々も、やんややんやとはやし立てる。


「ほうらほら、どこまでだって伸ばせるんだからぁ」


 調子づいたろくろ首が、首をのばすスピードを上げる。頭の部分は、松の枝に隠れて見えなくなっている。

 やがて


「ああ、あったあった。あったよー。カラスは留守みたいー」


 松の枝の上から、ろくろ首の声が聞こえた。


「ああ、ろくろ首さんの顔が見えるよ!」


 百目が嬉しそうに声を上げた。そして、さあ早く目玉をおくれ、とろくろ首に向かって両手を差し出す。


「……」


 ろくろ首は黙ったままである。目玉も落ちてこない。

 暫くの間、胸の前で手をもじもじさせていた彼女は、実に恥ずかしそうな声でこう言った。


「ねえ、手が届かないの。誰か手伝っておくれよ」


「こいつ馬鹿だニャ」


「ケラケラケラケラケラ!」


 猫又が辛辣な一言を吐き、ケラケラ女が腹を抱えて笑った。


「しかたないニャあ。ヤツガレが行ってやるニャ」


 今度は猫又の番である。松に向かって、てててと軽快に走った猫又は、続いてピョンと飛び上がると、両手両足の爪を幹に引っ掛け、するすると登り始めた。あっという間に松の枝の向こうまで上がり、見えなくなる。


「落とすニャあ~。キャッチするニャあ」


 松の枝の向こうから猫又の声がして、その数秒後、百目の目玉が落ちて来る。


「おーよよよよ!」


 百目は、フライボールをキャッチする野球プレイヤーみたいに行ったり来たりしながらも、目玉を掴む事に成功した。


「ああ、アタシの目玉だぁ。うれしい~!」


 百目は全身の目から涙を流して喜んだ。さっそく額の眼窩に目玉を押しこむと、「よく見えるー!」と満面の笑みを作る。


 よかったよかった。これで一件落着だ。


 長屋メンバーが、和気あいあいと帰路につく中、俺は松の木を仰いで、猫又に声をかける。


「おーい、猫又ぁ。帰るぞー! 早く降りて来いよー!」


「……降りれニャい……。助けて」


 猫又の涙声が降ってきた。

 そうか、こいつも馬鹿だったのか。



「坊っちゃん、大丈夫でござんすよー。もしもの時は、アッシがちゃんと受け止めてやりやすぜー」


 膨らませた睾丸で松の根元を囲って、即席の衝撃吸収マットを作った化け狸が、木登りをしている俺に呼びかけた。


 絶対落ちるもんか。狸の○玉の上になんか、絶対落ちるもんか!


 俺は決意を固くして、次の枝に手をかけ体を引き上げる。


 猫は木に登っても降りられないと聞いていたが、猫又も例外ではなかったらしい。それで、レスキュー役として白羽の矢が立ったのが、俺だったんだ。


 下を見ないよう気をつけながら松を登り続け、猫又がいるてっぺんまで到着した俺は、枝の根っこで震えている猫又の首根っこを掴んで、自分の肩に乗せた。


「坊ちゃん、ありがとニャあ。恩にきるニャあ~」


「感謝するなら家賃払えよ」


「それとこれとは別なんだニャあ」


 味噌っかす猫め。

 ここから落としてやりたい衝動を堪えて、俺は松を下りはじめた。その時、猫又が悲鳴を上げる。


「んみゃああ! 坊ちゃんあぶニャい!」


 次の瞬間、俺の左側頭部に貫かれたような衝撃が走る。痛みのあまり、枝を掴んでいた右手の力が緩み、掌がずるりと枝肌を滑った。



「坊ちゃん、一生のお願いお願いお願い! 手をはニャして!」


 怒り狂ったカラスの鳴き声にあわせて、猫又の泣き声も聞こえる。

 そこは『手を』の間違いだろう、とつっこみたいが、事実、猫又は俺の単独落下を願っているわけで、言葉としては正解だ。なにせ俺は今、猫又の尻尾を掴んでぶら下がっているんだから。しかも、巣の主に、四方八方からつつかれながら。


いニャいいたいいニャいいたいいニャいいたいよぉ!」


 カラスに攻撃されて、俺の体が揺れる度に、松の枝にかじりついている猫又が悲鳴を上げる。


「ぼっちゃーん。そのまま落ちておいでー! アッシがちゃんと、受け止めてやるでござんすー!」


 下から化け狸の呼び声が聞こえてきた。下に顔を向けると、松の枝の間から、茶色い睾丸マットを広げている化け狸の姿が見える。

 やっぱり嫌だ!


「狸のキン○○の上になんか、落ちてたまるかー!」


 叫び返した俺に、化け狸が「もう、仕方ないなあ」と肩を落とした。続いて、両手で印を結ぶと、「そいやっさ!」と気合の一声で色白巨乳の若い女に姿を変える。


「ほうら、四朗ちゃ~ん。やわら~いパイパイですよぉ~。早く飛び込んでらっしゃ~い」


 乳の形をした衝撃マットをポンポンと叩いた女(に化けた狸)が、同じ手で俺を手招きする。


 いやいやいや、余計キモチワルイし! そんな巨大な乳したヤツ、妖怪にもいねえし!


「ずぇっったい、いやだー! 身の毛がよだつー!」


 俺は絶叫した。もしかしたら、涙くらいは出ていたかもしれない。


 下から「はあああ~」という複数のため息と、「ワガママなんだから」という化け狸のボヤキが聞こえた。次に、「しかたないヨ。落とすしかないヨ」という、すねこすりの恐ろしい台詞が。


「よし、河童。頼んだぜ」


「任せろッパ」


 ジャンジャン火に応えて進み出たカッパが、四股しこを踏む。

 これから何が起こるか悟った俺は、下に向かって「やめろ!」と叫んだ。けれど、下にいる連中には、俺の要求を聞き入れてくれる奴など、誰一人としていない。


 俺の頭上では猫又が、尻尾が千切れると泣き叫んでいる。

 眼下ではカッパが、松の幹に視合って仕切りをとる。


「はっけよーい……」


 行事役は百目だ。軍配団扇の代わりに、左手を使っている。


「のこった!」


 百目が、左手を上げた。

 

「お相撲、し・ま・せ・ん・かッパー!」


 俺と猫又がぶら下がっている松に向かって、突き出しを繰り出しながら、河童が突進してくる。


「「「「「そら、どすこーい!」」」」」


 カッパの体が松の幹にぶつかる寸前、下にいる全員の掛け声が揃った。忌々しい事にこいつらは、こういうどうでもいい時だけ団結力が高いんだ。

 松の木が大きく揺れ、猫又の爪が枝からポロリとはがれ落ちる。


「勝負あり~」

 

 百目の声と、他の連中の「わあ~!」という歓声が足元から近づく。


 そうして俺と猫又は、仲良く化け狸の金○に包みこまれた。


~おわり~

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