残酷さと美しさの対比がとても素晴らしい!

いつか訪れるだろう無人機による大量殺戮。
その無人機を投入するパイロットたちのお話なのですが……それだけに終わりません。

彼らは淡々と任務をこなし、描写も正確で無情に進みます。
そこには格調高いSFの雰囲気がたっぷり。

ですが、後半はとても人間らしいお話になります。
詳細はぜひ読んで確かめていただきたいですが、ここがとても美しい。

無慈悲な殺戮とは全く違った世界が現れます。

このギャップが最高で、それぞれの意味を深く考えさせられます。

読んで損はさせません!

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