とにかくオリジナリティがすごいのです。
文章は軽快で読みやすく、それでいて景色が目の前に浮かんでくるような正確な描写。
テンポが良くてスラスラ読んでいる間に、作品の世界に引き込まれます。
そして、描かれる内容もまた独特。
シュールで笑えたかと思うと、ふむふむなるほどと納得するようなことも。
しかし、一番特筆すべきことは対象への切り口の素晴らしさかと思います。
同じ内容のあらすじを渡されても、ここまで味わい深く書ける人はまずいないでしょう。
この変わった切り口が展開とマッチして非常に面白く読めるのだからすごい!
まあ、未読の方には何を言っているのかよくわからない、ということだと思うのでぜひご一読を!
この感動を共有して欲しいです。