地上に対して行われる非情な戦闘と二人のパイロットの胸中。攻撃の様子が淡々と書かれている分、パイロットの心情や短い言葉がぐっと沁みてきます。読後も余韻が残る名作です。
みすぎ れい(Ray Misugi) 男性、関東在住の会社員です。23年4月執筆開始、主にSFっぽい作品とエッセイを書いています。読むのも好きですが遅いです…
いつか訪れるだろう無人機による大量殺戮。その無人機を投入するパイロットたちのお話なのですが……それだけに終わりません。彼らは淡々と任務をこなし、描写も正確で無情に進みます。そこには格調高いS…続きを読む
余ることなく、不足することなく、絶妙な匙加減で紡がれるスペースオペラのワンシーンを見ているみたいな掌編です。淡々とした会話、一人称視点でありながら、どこか冷静に突き放した感じのする文章、大袈…続きを読む
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