作者さまや他の繋がりさまたちにご出演いただいた、わたしのとあるお話のなかで。
作者さまがひとつの物語を書かれるのです。のちに世界のかたちを変えることになる、とてもおおきな、物語を。
本作はそのタイトルにちなんでいただいたものです。
主人公が雨に打たれて見上げる空。
灰色の、なんにもない空。
心を預けられるものも、支えてくれるものもない、そう、感じているようです。
でも。
ゆりかごの森からやってきた、たくさんたくさんの、想い。かたちのないいのち。
主人公がそこにいる、そのことをことほぐ、たましい。
いつでも、そこに。