トリあえず初めてみました。題して「ゆかのおそうじ」

大創 淳

【KAC20246】……トリあえず。


 ――トリを求めて、僕は今日も活動する。しかも今はイベントの真っ只中だ。



 とある小説サイトの『書くと読む』に、僕は登録した。その理由は何か? それはマスコットキャラの『トリさん』が、あまりにも可愛かったから。魅了されたのだ。


 だから今日もKACに挑戦している。


 PCの画面上だけど、トリさんに会うことができるからだ。……でも、それだけじゃ満足できない体になって……中毒性はバッチリで、グッズが欲しくて書き始めた。


 もちろん物語を書くなんて、生まれて初めて。ただ、僕と同じボクッ娘のウメチカさんの作品を拝見させてもらっているうちに、いつの間にか毎日の楽しみに。一昨年のKACでは、彼女が挑んだ作品の中に、見事に登場していた。……お題が焼き鳥だったから、トリさんも焼き鳥になってしまったこと。その時は、不死鳥になったという表現。


 僕もまたエッセイに挑戦。


 ウメチカさんとは、同じ星野ほしの系列。つまり名字までもが同じ。そしてそして初めて書いたの、KAC2024の六回目のお題で。僕の名前は、星野由佳ゆか。中学一年生。


 それも何の奇遇か、僕もボブ。身長も百四十センチと、初期のウメチカさんを彷彿とさせそうな雰囲気。でもでも物語は初めて書いた。トリさんと一緒になった心境。


 まさにこれ。奇妙な一体感。書き始めは、やっぱりトリあえずから。


 作品名は『ゆかのおそうじ』となる予定。今はまだ、始まる前なの。


 僕にはもう一つの顔がある。それは生徒会の裏ユニットに籍を置く『ゼット』という名のユニット。タイトルから解るように、僕はスイーパーなのだ。つまり掃除屋。


 学園で起こるトラブルを未然に解決するための、そのようなユニット。リーダーはサンタさん。是非是非、僕へのプレゼントはトリさんのぬいぐるみ。希望中の希望。


 書くことは、掃除屋で奮闘する僕。それ以上に、仲間たちも加えて。それから背中を押してくれた……あの人にお応えするためにも。そして、いつの日か……


 トリさんのぬいぐるみを勝ち取るためにも、心の中には青い鳥を秘めながら。


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トリあえず初めてみました。題して「ゆかのおそうじ」 大創 淳 @jun-0824

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