いつの間にか「異界駅」に

ホームにたどり着くと鳥の鳴き声が止むシーン。日常から異界へと空気をがらっと変えるスイッチとして見事に活きています。
最後まで読むとタイトルの本当の意味がわかって、ぞっとする。
夏休みの帰省で活躍するであろう「電車」と「駅」という世界観も、夏の怪談にはぴったりだと思いました。