そのトランクを通して、二人で冒険した。

「ロカテリアさん、一つだけ僕と約束してください」

会話だけで綴られる物語。
その会話から、二人がどんな人間で、どんな関係を築き上げて年月を過ごしたか。
どんな願いや祈りを込めて、彼は彼女と約束をしたのか。

最後には、終わりが来る。
その終わりを、読めてよかった。
そう思える物語です。

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