上級領域ゆえの縛鎖。断ち切るは意思の翼。少女と仲間達の、黎明への旅路。

作品全般を通じ、とにかく緊迫感（プレッシャー）が溢れている。

陰惨な過去を背負う上級令嬢、コンテストへの緊迫、スクールカーストの派閥対立、そして傲岸不遜な親父。それらが織りなす対立構造。

「国家とは階級対立における、非融和性の産物」とはよく言ったものだ・・


ーーそれでも。

新たな出会い。友情の再構築。理解のある母や使用人、社長。
目標を共有する仲間たちとの掛け合いが、物語に光を呼び込む。

無理解を示した人物たちにも、主人公は諦めず、対話を重ねていく。
己の行動で、絶望の縛鎖を断ち切るために。

か細くとも、克明に示される希望の路は、どこに向かうのかーーー


（ここからオフレコ）
俺の好きな漫画、ゲキ◯ワデビルっぽい小説みーっけ。
ふむふむ・・・って、この才覚は秀逸すぎじゃあああ
( ﾟ∀ﾟ)･∵. ｸﾞﾊｯ!!
(´；ω；｀)ｺｳｻﾝｼﾏｽ