手玉に取られてえ…

最初に読んだときは、オチでちょっとズコーっとなり、でもそんな感じがまた作品の良さを引き立てていて、でもなかなかそれを言語化できなかった。
しかし、何度か読み返して、藤野に対する"俺"の行動を見て、やっとわかった。
俺、こんな奴に、手玉に取られたいんだ…
この主人公野郎…羨ましい奴!

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猫の小川