繊細な、心優しい物語でした命はつながっていく優しさも伝わっていく穏やかな川の流れを感じました訴えかけてくるものは静かななかにこそ強い、そう感じる良作でした
広義でのファンタジー作家です 現代劇でも時代劇でも、ファンタジー要素や風味がないと書けません 「○にも奇妙な物語」や、そもそもそのもととなっている阿刀田高…
薄れゆく記憶の中にある、光のような記憶ゆっくりとした時間の中で明かされていく、木箱の中身。物語を読み終えたあと、あの子の木箱はどこかなと探してしまいました。
ボケはじめてしまった、おばあちゃん。(夢の国で暮らしている、という素敵な表現が作中では使われています。)そのおばあちゃんが、繰り返し、探してほしい、と頼む、箱。失くした、木箱。それには…続きを読む
子への親の思いの何たるや子への親の思いの深さはいかにその深さ故に残らんいつまでも いつまでもその身朽ちても永遠に 米良蓼軒「ツイモオ」より心に沁みる素晴らしい作品でした。そして、多…続きを読む
あったかい。辛いできごとも、忘れたいできごとも、思うようにならないことがらも。みんなみんな、時間のなかに、流れのなかに、宇宙に、包摂されて。ぜんぶぜんぶ、許されていく。あったかい。その…続きを読む
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