肌を貫く、傷。痛み。痛み、痛み───。傷ついて、涙にくれる心。それらを切り取り、「肌」というテーマで描きだす、圧巻の、詩です。ほんとうに人が傷ついた時。こうなるよね……。
「かぞ ちか」です。年齢、大人。 奈良時代の上野国、陸奥国、8世紀の中国・唐を舞台にした物語を書いています。 描きたいのは古代ならではの、熱い血潮、心、魂すべ…
肌を通して人の心を詠んでいます。どこか個人的な事情による詩に思えながらも、「これはわたしたち人間全般の避けがたい業(カルマ)ではないか」と問いかけているような気がする奥深さを感じます。
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