概要
彗星が墜ちて、私たちの世界が終わるまでのほんの三分間。
世界最後の日に、地球へ迫る彗星を見にいく少女と少女のお話。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!三分、世界が終わるまでの時間。約束を終えるまでの時間。
今日は地球に彗星が墜ちる予定の日だけど、学校は休校にならなかった。
地球に墜ちる予定の彗星は大気圏外で爆破されて、何事もなかったかのように世界は続いていくからだ――そう思っていたのに、くだらないヒューマンエラーで彗星は爆破に失敗した。唐突に迎えることになった世界の終わりを前にして、烏間ホタルは幼馴染の九條イサナに誘われて今まさに自分たちの元に墜ちようとする彗星を見に行くことにしたという話である。
本編のタグにもついているようにこの作品は百合小説である。
天才肌だがそれをひけらかすことなく大型犬のようにホタルに懐くイサナと、そんな彼女の世話を焼くホタル。心地が良いけれどいつか終わ…続きを読む