これこそ短編の王様です。

実に格好の良い名前を持つ猫のハイデルベルク。
実際、彼はプライドが高くて自信家らしいのですが
憎めない性格をしていて、飼い主との関係が微笑ましいです。

物語そのものは短いのですが、短編だからこそのものとなっていて
まとまりが良く、なんと言っても胸を強く打ちます。

みなさまもハートフルな「一生に一度」の物語を、ぜひご堪能下さい。
読まなければ損だと自信を持って言える名作です。

その他のおすすめレビュー

五五五 五(ごごもり いつつ)さんの他のおすすめレビュー1,226