第43話
「えー、いやー、あんまりお出かけしないかな。」
|:え、そうなの!?
|:学校の友達とかは……
|:あれだよ、2人のせいだよ
|:あー、学校でもイチャつきまくってるって話だもんな
|:でも友達の1人や2人……
|:女社会って面倒くさいんだよ
|:あーね。
「なんかコメ欄で完結しちゃってるけど、違うからね!」
|:え、そうなん?
|:まじか
|:友達いるんだ
|:ふえー
「友達はちゃんといるから!けど、私がただ外に出たくないのと、Yunaちゃんと一緒に出かけることが多いんだよ。」
|:あ、Yunaと一緒に出かけるんだ。
|:姉妹で出かけるなんて良いですなぁ。
|:まだ姉妹じゃないでしょ
|:あーあ、早く結婚しろ
「……どうして私じゃなくてお兄とYunaちゃんの事ばかり話すのかなぁ?」
|:ヒエッ
|:ピエッ
|:あ、好き
|:目にハイライトが無くなった!
|:あ、最高。
|:俺に1000のダメージ!
|:もっとお願いします!
「うわー、こんなのが良いんだ。変態。キモッ。」
|:罵倒助かる
|:もう何しても肯定されるじゃん
|:こう言うのは無視して良いんだよー。
|:でもああいうファンサも嬉しいんよな
|:これだから男の豚共は……
|:お、やんのか?
|:喧嘩だよな。うん。
「……そろそろ1時間だから終わろうかな。みんなレスバしそうだし。」
|:おっと。
|:我らがプリンセスがお怒りだぞ!なんとかしろ!
|:他人に丸投げせずに自分で考えろよ!
|:はいはいその小さな脳みそで頑張って考えてくださいねー。
|:あーあ。始まっちまったよ。
「……おつさら。」
|:え?
|:あっ
|:ごめんなs
配信を終わり、チャットを閉じる。今日は珍しく荒れた日だったな。私の内心が穏やかじゃないからかな。脳を掠めるアイツ、ブラボのせいだ。……まぁいっか。多分お兄がなんとかしてくれる。——それにさらともの皆も。
「心強いね。」
無敵に近い私。レスバをどこかで繰り広げているだろうさらともの皆に言う。よろしくね、と。それと同時に、周りに迷惑かけてなければ良いなと思う。
「さて、何をしようかな。」
小説でも読もっと。
〈あとがき〉
どーも1ヶ月とちょっとぶりですね。そうですよ1ヶ月も更新してないんですよ。こう考えると世のVtuber作品作者はすごいですよね。特に毎日投稿するような人は。展開が思いつかないんですよね。まぁ、また期間は空きますが更新は続けるので待っててください。
……それだけ。 夜影 空
陰キャ系Vチューバー始めてみた! 夜影 空 @koasyado2
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