このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(214文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(249文字)
われらがヒニヨルさんの全力エロティシズムを籠めた詩集になっております。一見儚いだけに思うかもしれませんが、その中には複雑な気持ちが含まれていて、わたしたちを容易ではない不思議な感覚にしてくれます。
触って。舐めて。噛んで。齧って。包み込んで。何もかも、あなたのもの。みんな、味わって。この肌の滑らかさも体液の一滴までも。肌に包まれた、あたたかな臓器も。白い肌の中の赤い肉。みんな。みんな。ねえ、さわって?