第33話 頂点に至るために


1回戦

 初戦敗退の常連ヒューマントレーナー、オピノキの手持ちの人間全てを勝利した。


2回戦

 ベテランのヒューマントレーナー、ガンゼホの手持ちの人間全てを勝利した。


3回戦

 歴戦のヒューマントレーナー、ロンゴミの手持ちの人間全てを勝利した。


準決勝

 稀代のヒューマントレーナー、ナカサの手持ちの人間全てを勝利した。


決勝


「スゴイ、スゴイデス『マスター』。マサカホントウニ『ケッショウ』マデコラレルナンテオモッテマセンデシタ。スコシデモ『ケガ』ヲシタライッテクダサイ。ワタシ、ガンバッテナオシマスカラ」

 隣でマキナの興奮した声が聞こえる、ような気がした。

 本当は良く聞こえていない。


 戦いの時はいつもそうだ。専心一意、一つの目的を見定めて戦いに臨み、他の全てを遠くへ追いやる。

 本物の騎士になると決めた時、初めに教わったこと。

 守りたいものを本気で守るのなら、他の何をかえりみてもいけない。他の何をおもんばかってもいけない。


 たったひとつを見つめろ、たったひとつを想い続けろ。



 たとえお前が、何を踏みにじるのだとしても。



「マサカ、本当ニナ。オ前タチガココマデ来ルトハ思ワナカッタ」

 重厚な音が響く。俺たちの前にいるのは当然のように決勝まで勝ち進んだ前大会優勝者ティタノだった。いや、ヤツはそれどころかここ100年ずっと優勝し続けているという。


 俺が『敵』と認定するヤツの声はよく響き、俺の耳に届く。


「ココマデノ戦イハ見タ。ナルホドマキナ、コノ前ハオ前ヲ馬鹿ニシテ悪カッタ。偶然強イ人間ヲ引キ当テタト言エバソレマデダガ、ソノ偶然ヲ引キ寄セルノモマタ必然ダカラナ」

 俺にとって無意味な残響が流れていく。俺が戦闘に勝つために必要な情報だけを拾い上げろ。


「前ニモ言ッタガ、本当ハ今回ノ『キシンサイ』ニ出ルツモリハナカッタ。タトエ今回デ最後ダロウト、イヤムシロ最後ダカラカ、セッカク育テタ人間ヲクベテヤル義理ハネエト思ッテタ」

 クベテ? 加えての言い間違いか? いやいい、戦いには関係ない。


「ダガ、悪クナイ。マキナ、コノ人間ナラ、俺ノ全力ヲ出シテモイイ。遊ビジャナク、暇ツブシデモナク、全霊ヲコノ戦イニ注イデヤル」

 ティタノはどこからが腕なのかわからない異形の腕でヒューマンボールを舞台の中央に投げつける。

 今までと同様、光を発した後に人間が現れた。ただ、今までと違ったのは、


「……あ、ああっ」

 現れた人間もまた、ティタノと同様の異形の姿をしていたことだった。

 顔はある。目も鼻も口もある。腕であろう箇所も、脚であろう箇所もある。

 ただ、その8割以上は機械化されていた。


「こんなのも、ありかよ」

 戦いに集中していたはずが、思わず声が漏れ出ていた。

 俺の目の前にいるのは人間というよりも、人間だったモノと形容した方が相応しい存在だった。


 ソイツは歪んだ目で睨むように俺を見ている。いや、むしろ……


「こ……、殺して、くれ」

 その瞳は、俺に懇願しているようにさえ見えた。


「オイオイ、殺シテクレハネエダロ、マイマスター。弱ッチイオ前ガチャント勝テルヨウニ手ヲ加エテヤッタッテノニヨ。マア、加エテヤッタノハ手ジャナクテ俺ノ廃棄パーツダケドヨォ。デモオカゲデ俺タチハ一心同体ダゼ」

 ティタノの、大量の歯車が軋むような哄笑が響き渡る。


 余計なことは考えるな、余計な感傷を挟むな。目の前にいるのは機械的に強化された人間。俺が手にしているのは闘技者用に支給された適当な長剣。


 だったらやることは一つだ。


「サア約束ドオリ、オ前ノマスターヲスリツブシテヤルヨマキナ。行ケッ、クロック」

 ティタノの号砲のような声とともに、クロックと呼ばれた機械人間が俺に向かって加速してきた。

 戦車のキャタピラのように改造された彼の足が異音を立てながら驚異的な速度で俺に迫る。だが、


「今、楽にしてやるよ」

 驚異的な速度は、相対的に見ればこちらにとってもメリットがある。俺は接敵に合わせて自身の最高速度で眼前に飛び上がり、敵の生身の部分、『首』に対して長剣を突き出す。


「───ガハッ」

 頸椎を砕き、動脈を裂き、俺の長剣は相手の首を刺し貫く。


「────、」

 それが致命の一撃になった手応えとともに剣を引き抜き、同時に後方へ跳躍して距離を取った。


「オイオイ、一撃カヨ。ソイツヲソコマデ育テアゲルノニモ結構苦労シタッテノニヨ」

 相手の後ろでティタノが呆れたような声をあげている。ヤツの発言とは裏腹に、たいして惜しいと思っていないような口調だった。


「……あ、ァ」

 首を貫いた箇所から出血は止まらず、数秒して相手は身動きひとつしなくなったことで俺は自身が勝利したことを確認する。


「マア死ンジマッタモノハ仕方ネエ。サ、次ニ行クゼ、次ニ」

 ティタノは動かなくなった相手を再び謎のボールにしまい、次のボールへと手をかける。


「マスター、オミゴトデス。マダ、ダイジョウブデスカ?」

 後方からマキナの気遣いの声が聞こえる。いいや、これは気遣い以上に心配しているんだ俺の状態を。

 今現在、俺のアストラルギフト『トキノクロノス』が時間が経過すればするほど効果が増していく一方で『リアンフォール』『ディアラブ』の効力が物凄い勢いで減衰している。これは対象者であるフィンリルとリリムとの時間的な距離が加速度的に離れていっているからだ。

 そのため、自分の今の力はひどく不安定になっている。リリムとの約束の時間まであと半日、それまでに確実に決着をつけて目的を果たさなくては。

 

「ヨシ、次ハオ前ニ決メタ。行ケッ、ゴンベエ!」

 ティタノが次に繰り出してきたのは、手足を八脚に機械化された異形の人間だった。

 脚はクモのように地面に広がり、それぞれが名刀のように鋭い爪を備えてある。


「今さら驚きはしないが、それで人間扱いが通るとかルールがガバガバ過ぎるだろ」

 思わず本音が出た。


「ハハッ、大事ナノハ見タ目デハナイト教ワラナカッタノカ? ガハハッ」

 ティタノの気に障る哄笑とともに相手は多脚のロボットのようにガシャガシャと音を立てて俺に迫って来た。それだけでも生理的にクルものがあるが、問題はおそらくそれよりも───。


「…………」

 無言で振り下ろされる鋼の爪を紙一重で躱して相手の斜め後ろに飛び込み、すぐさま体勢を整えて敵の背後へと反撃を試みる。だが、


「…………」

 相手は既にノータイムでこちらに照準を合わせて鋭い爪を再びふるってきていた。


「ちっ!」

『後の先』を取るつもりが、すでに次の『先の先』を取られていたとか悪夢でしかない。俺は必死で振り下ろされる爪に長剣を合わせ、相手の攻撃の勢いを殺さずに受けて後方へ不様に転びながら飛び下がる。

 すぐさま起き上がって状況を確認すると、相手の他の爪が俺がさっきまでいた場所を執拗に刺し貫いた後だった。


 あいつの一撃をその場で耐えようとしていたら、俺の身体はズタボロにされていたな。


「全方位、死角なしかよ」

 本体である人間部分が目視しなくても、死角にいる俺へと正確に攻撃を繰り出してきた。おそらくはセンサー感知かなにかで反応した対象を自動的に攻撃するようになってるんだろう。


「…………」

 人間部分が回転するようにこちらへと向き、虚ろな瞳が俺を捉える。

 惑わされるな、相手の虚を突こうとして俺が逆にやり返されただけの話。楽な勝ち方がないのなら、正面から真っ当に削り潰すしかない。


「オイオイ、決勝マデ無傷デ勝チ抜イタノニココデオシマイカ? マア武器モ壊レチャドウシヨウモナイダロウケドヨ」

 ティタノの声が聞こえる。気付くと俺の剣は先ほど相手の爪と打ち合った箇所からポッキリと折れていた。クソッ、たった一回合わせただけでこれかよ。


「…………」

 八足のクモ男ゴンベエは再び無言で俺に迫ってくる。俺の武器は折れて半分になった剣だけ。


「それだけあれば、十分だ」

 意識を研ぎ澄ます。思考を加速させる。時間を可能な限り細かくコマ割りにしていく。

 相手の動きは一度見た。

 八足あるが、攻撃に参加するのは敵に近い方の四本のみ。一つの足が攻撃する時は他の足は地面に接地している。最初に攻撃に使う足は機械的にルーチン化されていて、接敵時点で一番近い足が振りあがる。


 今は正面から真っ直ぐ突っ込んできてるから直近の爪の右と左、どちらが攻撃してくるかわからない。

 だから、俺は寸前に5ミリだけ右に重心をずらした。


「……」

 虚無の瞳が俺を見つめている。俺が右に動こうとしたのに合わせて、相手の左側の爪が予想通り振り上げられた。俺の頭を目掛けて振り下ろされるまで0.5秒。


 それは無限大に細分化した時間の中では、あくびが出るほどに大きな隙だった。


「はぁ!」

 振り上げられた前足の関節部分に折れた剣を強引に刺し込んで、さらにねじ切る。カニの足のように相手の前足の一本が地面に落ちるのと同時、俺は相手の無防備な腹部に滑り込んで短剣ほどに短くなった支給品の武器を叩きこんだ。


「……!」

 相手の驚きの反応を感じるとともに、こっちにとっては不都合な結果に舌打ちする。

 渾身の一撃を叩きこんだはずのゴンベエは、あろうことか俺の攻撃で空中に浮き上がっていた。


「ハハッ、イイ狙イダッタガ残念ダッタナ。ソイツハ限界マデ軽量化シテアッテ内臓モスッカスカナンダヨ。ジャナイト足爪ノ切レ味デマトモニ移動出来カラヨ。ツイデニ腹部ニ潜リコモウトスル馬鹿ハ今マデタクサンイタカラナ、キッチリ爪ト同ジ素材デ強化シテアルゼ」

 ティタノの親切で嫌味な解説が聞こえる。アイツの言葉が真実だとしたら、相手がもう一度地面に着地するまでに勝負を決められなければ俺の敗北は確実だろう。


 この状況で勝負を決められるか?


 正直、不可能だ。


 俺の武器が、折れて使い物にならなくなった剣のみだったのなら。


「散々使いまわされた言葉だけど、『矛盾』って知ってるか?」

 最強の槍と最強の盾、勝つのはどっちか。

 

 俺は先ほど斬り落とした敵の足を掴み、その爪先をいまだ滞空し続ける相手に向ける。


「同じ素材同士なら、こっちが負けていい道理はねえよっ」

 鋭い爪を槍に見立てて全力で投擲する。槍は空気を引き裂き、そのままクモ男の腹部を刺し貫いた。


「……、っ」

 地面に落下した相手は数度ピクついた後に動かなくなり、俺は勝利したことを確認する。


「マサカ、ナ。ゴンベエマデ無傷デ勝チ抜クトハ思ワナカッタ」

 ティタノはヒューマンボールにゴンベエを回収する。


「次ガ最後ダ。コイツヲ破ッタヤツハ今マデ誰モイネエ。ヤッパリ、神ニ成ルノダトシタラ、オ前シカイネエヨ、相棒」

 ヒューマンボールが再び投げられ、そこから最後の相手が現れた。

 くたびれた長い白髪、幽鬼のような白い着物姿、腰に差してあるのは古めかしい刀、やせ細った腕と脚、背中こそ曲がることなく真っ直ぐと伸びているが、俺の目の前にいるのは顔に深いシワの刻まれた老人の男だった。


 ただ、その眼光はわたしがこれまで見てきたどんな戦士よりも鋭くこちらを見ている。


「ふむ、私まで戦いに引き出されるとは最後の最後で焼きが回ったかティタノ?」

 老人は深く重い声でティタノに薄い笑みを見せる。


「ソウ言ウナヨ『カイゼン』、歯応エノアルヤツト戦ワセテヤロウッテ俺ノ気遣イガワカラネエモンカナァ」

 対するティタノも老人、カイゼンとやらの態度に怒り出すこともなく自然で親し気な口調で言葉を返していた。


「それほどまでにお前が言うのなら、相手の実力も確かなのだろうさ。だが見たところ徒手空拳のようだが?」

 カイゼンは俺が何も手にしていないのを見てそう言った。実際、俺に残された武器と言えば舞台上に転がる折れた剣くらいだから、拳で戦った方が早いだろう。


「ソコノ『マリオネット』ガ初心者丸出しデヨ、ロクナ武器モ用意シテナカッタンダヨ。マア、ソレモ含メテ『ヒューマントレーナー』ノ実力ダガナ」


「ウ、スミマセン『マスター』」

 俺の後ろからマキナの申し訳なさそうな声が聞こえる。

 だが、申し訳ないことに俺は振り向けない。一瞬でもカイゼンから目を離せばそこで勝負がついてしまいそうな予感がするからだ。


「そうか、無手を得意とするのならそんな相手と戦うのも乙なものだが、肝心の武器がないのは少し興ざめだな。ティタノ、お前の牙を一つ寄越せ」

 老人カイゼンは自身の10倍以上の体躯があるティタノに向けて平然とそんなことを言った。


「ナンダッテ? ッタク、オ前ハイツモ自分デ自分ヲ追イ込ミタガル」

 ティタノはカイゼンの提案に渋々ながらも拒むことなく、彼の鋭い牙状の部品の一つを容赦なくへし折った。


「……な?」

 自然、俺の口から驚きの声が漏れる。当然だ、いかにも傲岸不遜を体現したようなティタノが人間の言葉を聞いて素直に従っている。異様としか言いようがない。


「ホラヨッ、大事ニ使エヨ」

 ティタノはへし折った牙を雑にカイゼンへと放り投げる。


「すまないな、相棒」

 空中に放られた牙に対し、カイゼンは自身の刀を抜いて瞬きの間に数度振るう。するとティタノの牙は一本の棒、いや、剥き身の刀へと変貌していた。

 カイゼンはその刀を手に取り、こちらへと投げ寄越す。彼自身が先ほどまで愛用していたはずの刀を。


「何の、マネだ?」

 彼の意図が読めず、いいや読めてしまったからこそ疑問が浮かぶ。


「なに、無手では戦いようがあるまい。まあ、ここまで来るぐらいだからやりようはあるのだろうが、得物を手にした相手の方が、私も楽しいからな」

 朽ち木のような老人が、口の端を微かにあげて笑う。


「ダカラッテ、テメエノ愛刀ノ方ヲクレテヤルコトハネエダロウガ」


「そう言うなティタノ。100年も付き合った祭りだが、勝っても負けても今回で最後なのだろう? だったら、友の牙で戦いたいと思うのもいたしかたあるまい」


「チェッ、一丁前ニセンチメンタルナコトヲ言イヤガッテ」

 ティタノが気恥ずかしそうにそっぽを向く。100年、それだけの信頼関係が二人の間にはあるのだろう。だけどそれよりも、愛刀を手放したはずのカイゼンから放たれる威圧感は、これまでに出会ったどの強敵よりも強かった。

 

「ハンデをもらっても、まだアンタの方が強そうだな」

 俺は目の前に転がった刀を手にする。よく使い込まれて、よく手入れをされた名刀。神具と呼んでも差し支えのないほどの力が溢れている。これを、あんなにも容易く手放したのか?


「所詮武器は武器、だったら少しでも思い入れのあるモノで戦った方が気分がいい。それこそ命を張った戦いであるのならなおのこと」

 カイゼンはとても自然に、突貫で作り上げたはずの刀で構えた。

 そうか、この男にとっては何で戦うかはもはや問題じゃないんだな。それほどの境地に彼は立っている。


「手にしたモノが神具レベルの武器になる。まるで神様みたいだな、アンタ」

 思わず口にしてしまった言葉。それを聞いてカイゼンは目を丸く見開く。


「……驚きだな。ああそうだとも、これはを定めるための戦いなのだから!」

 カイゼンが消えるように踏み込み、音も立てない神速で刀を振るってきた。


「っ!」

 俺の首を的確に斬り落とす剣閃を後方へ一歩のけぞり躱す。この男を相手に下がりすぎてもいけない。わずかでも余分な行動、不必要な動きを見せれば即斬り殺される。


「ふ、ずいぶんと私を持ち上げてくれたが、貴様のやっていることも十分神業だよ」

 返す刀でカイゼンは俺の胴を斬り落としにくる。それを彼からもらった刀で合わせ、同時にその威力を殺すことなくさらに後方へ飛び退いて距離を取る。


「こっちはありあまるギフトの加護でどうにかそれっぽくしてるだけだ。本物のアンタとは違う。それにカイゼン、アンタいくつだよ?」

 老体から繰り出される美しくも力強い技を見て、思わず聞いた。いったいどれほどの修練の果てに今の境地に辿り着き、どれだけの苦行をもってその状態を維持しているのか。


「戦いの場において歳などさほど意味があるまい。老いも若きも殺せば死ぬ。ただそうだな、二十歳はたちの頃にティタノとこの祭りに出たわけだから、もう私もかれこれ120か。はは、年も取るはずだ」

 白ひげの伸びたあごに手を当てカイゼンは笑う。余裕ある脱力した姿勢、常に次の動作へと移ることができる理想的な立ち姿だった。

 120年、おそらくはその全てを自らの鍛錬に費やしてきたはずだ。


「そうかよ、俺はまだ17歳、色々合わせたところで40年程度だよ」

 単純に積み重ねた時間じゃ、俺はこの男にかなわない。


「なるほど、その見た目の中に色々詰め込んでいるようだな。だが構うまい、戦いとは様々な経験を肉袋に詰め込んでおきながら、それをお互い一度にぶちまけて喰らい合うだけの雑な食事だ。どんな人生を辿ってこようと、お互いにやるべきことは変わらんだろ?」

 老人の眼光が煌めき、お前の全てをここでぶちまけろと言ってくる。


「ああ、わかってるさ」

 出し惜しむことなんて許されない。この男に勝たねばならないのなら、後のことなど一切考えるなと本能が訴える。


おれの全てを、今ここでさらけ出す!」

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アナザーワールズ-流転輪廻のハーレムエンド- 秋山 静夜 @akiyama-seiya

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