☆あとがき☆
ここまでお付き合いいただきまして有難うございます、東雲晴加でございます。
メイン小説の『アルカーナ王国物語』とは打って変わって、平安絵巻物でお送りしておりました。
小説の紹介文でも書いてありますが、これは東雲がまだピチピチの(死語)高校生だった頃に書いた小説です。
当時、私の通っていた高校の夏休みの宿題の一つに『作文』があったのですが、普通の作文と長編作文をどちらか選んで書け、というものでした。
殆どの生徒が普通の作文を書くわけですが、学校では美術専攻でクラス中がオタクだった私は何を思ったのか、夏休みの宿題で堂々と趣味の創作活動ができる!と思い、当時小説を沢山読んでいたので「なんか書いてみよ!」と(確か)2年生時にSFを、3年時にこの『春風の吹く頃に』を書きました。
2年生の時に書いたSFは夏休み中に書ききって提出したのですが、春風の方は確か官位やら、服装の資料を探したりなんやかんや資料集めに手間取って夏休み中には書ききれず、未完のまま提出した記憶があります。続きはその後書いて、次の年に完成させました。
古典の先生に「平安の資料ありませんか」とか「この官位でこの袍着ても大丈夫だと思いますか?」って聞きに行ったけど「君は何を真剣に調べてるんだ(知らねーよ)」って顔で流された記憶が(^_^;)
当時ネットも今ほど使い放題じゃないし、平安の資料とか無くて、専門書は高いしで大変でした。
父に家族旅行先を宇治にしてもらい、源氏物語の資料館にいったり(笑)
未完のまま提出して、先生にも変な顔されたけど、2年、3年と校誌の長編作文賞だったかなんかをいただきました。感想とかなかったから『長いのよく頑張ったね』賞だと思ってました(笑)
まさか20年以上たってネットで発表する事になるとは(笑)意外と楽しんでいただけたようで嬉しいです(笑)高校生の私! 日の目をみたぞ!
この時の経験があったからこそ、娘の為に『アルカーナ王国物語』を書いてみようと思い立ったのだと思います。
今読むと、色々調べて頭をひねって書いた話なので、ふんわり見切り発車のアルカーナに比べたら短いながらもしっかり考えて書かれてるなという印象です。
高校生の私、結構頑張ってたじゃん(笑)と自分で自分を褒めてあげたい(笑)なーんて。
拙作ながら、最後までお付き合い下さいました方々、本当に有難うございました!
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【完結】春風の吹く頃に 東雲 晴加 @shinonome-h
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