タイムカプセル

紫閻-sien-

A 「久しぶりだな ここに来るのも」 B「確かこの木の下だよな」

A「小学校の裏の林の中で 色の違う木の下 すなわちココ

俺の記憶に間違いはない」


そう言い持ってきたシャベルで地面を掘り始めるA


掘り始めてスグに 何かがシャベルの先に当たった感触が


それは見覚えのないボストンバッグだった


A 「なぁ タイムカプセル これだっけ?」


ボストンバッグを持ち上げBに見せる


B「いや 普通にお菓子の缶だったはず」


2人がどういうことだろうと考えているの

木の近くにスマホが落ちているのが見える


早速Aが手に取り


A 「誰のだろう」 B 「さぁ」


不思議に思っていると


『こんな所に落ちてたんだ 俺のスマホ』 後ろから声が


2人が振り返るとシャベルを持った男が

怖い顔をして立っていた


『ダメだよ 人の物を取ったら』


そう言い 2人目掛けてシャベルを振り下ろす


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

タイムカプセル 紫閻-sien- @sien702

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ