概要
二人なら、無限の世界へ羽ばたける
坂部有為はしがない司書だ。
夢を見て、挫折し、それでも物語にかみついて離れなかった女は、一冊の絵本と出会って再び歩き出す。
『まおうさまはあいをつげる』
その絵本の内容を、有為は知っていた。その作者を、有為は知っていた。
何しろ「みそらあお」は、有為の古い親友なのだから。
幼いころ、二人は顔を寄せ合って物語を作った。
クレヨンを手に激論を交わし、いくつもの自由帳に大作をかき上げた。
その時間は、親友の突然の引っ越しで終わって。
その続きに今、有為は手を伸ばす。
夢を見て、挫折し、それでも物語にかみついて離れなかった女は、一冊の絵本と出会って再び歩き出す。
『まおうさまはあいをつげる』
その絵本の内容を、有為は知っていた。その作者を、有為は知っていた。
何しろ「みそらあお」は、有為の古い親友なのだから。
幼いころ、二人は顔を寄せ合って物語を作った。
クレヨンを手に激論を交わし、いくつもの自由帳に大作をかき上げた。
その時間は、親友の突然の引っ越しで終わって。
その続きに今、有為は手を伸ばす。
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