冷たい風、 凍てつく星。 季節は、暦を追うものの、 追いつけない事を知っている一人の夜。 春を思い。 恋を想う。 過ぎ去ったあの眩しい時。 手のひらをこぼれ落ちた温もり。 春の煌めきを再び望み、 部屋を見回すと、 鏡の中で力無く微笑む自分の姿だけが……。 そんな夜、 こんな俳句は如何でしょう。 あなたの心に刻まれた深くて残酷な恋の轍。 今も消えないあの面影。 泥濘むのは、溶け始めた雪のせい? それとも枯れない涙? あなたの心を せめてひと時、 慰めてくれる俳句の数々。 是非、お訪ね下さい。 お勧めです。
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