【完結】傷心配信してたら常連視聴者の中に幼馴染がいた話 ～3分後に解ける誤解と恋の結末

短編ですが、ほっこりした気分になれる優しいラブストーリーです。
サクッと読めるので、皆様も是非！！

　人は先入観を抱きながら生きていることを、改めて考えさせられる物語です。常連たちのメッセージ。それは目に見えていてもただの赤の他人で、何気なく普段やり過ごしていた配信者の主人公。
今の今まで、気づかなかった。応援してくれた人たちの温もり。どうして気づかなかったのだろう。
読了後、タイトルの意味を今一度、読み返してみたい。
思い込みという名の雪の冷たさに、今でも温かく感じさせてくれる、馳せられた想いがあることを。

とても短いけど、ふわっと心に残る物語です。

人は割と毎日を器用に生きようとして、却って無駄にまごついたりします。僕はそういう時にいつも思うのですが、自分の思い込みというものに振り回されてるなぁって。

そうしてあれこれ考えて、悩んだり、落ち込んだり、開き直ったり、どんどん自分の考えに囚われて行きます。それが絶対に正しいとは言い切れないまでも、それ以外は考えれなくなります。

だからね、他人がいるんです。

友達だったり、恋人だったり、家族だったり、見ず知らずのSNSの知人だったり。

自分はしっかりしてるし、ちゃんとしてるし、器用に生きてるって考えても、

知らない所で誰かに助けられたり、…続きを読む