進行とまとめが

とても素敵な短編でした!

キャッチコピーのままに読み進めると語り手である彼女の物語なのですが、読み終えて見ると自称美食家の彼の物語の一幕だ、とタイトルを思い出させてくれます!

自分の欲望にとても忠実だからこそ、軽い言葉風に発していても説得力という重みを感じさせることができる魅力がこの短い物語で実感させる技量に舌を巻いてしまいます!
短編として綺麗に完結している作品ですが、この進行だからこそ先の彼を見たくなるという・・・
長編・短編問わず導入とはこうあるべきと教えてくれる魅力が詰まった作品でした!

その他のおすすめレビュー

赤ひげさんの他のおすすめレビュー435