概要
思わず応援したくなる、百合恋愛の始まり。
小鳥遊陽子は帰路の途中で、車椅子の女性を見かける。しかしその夜、その女性に声をかけなかったことを後悔し、自己嫌悪に陥る。次こそは声をかけようと決意した数日後、運命の悪戯か、また同じ車椅子の女性と出会う。思い切って声をかけ、改めて女性を見ると、陽子の理想のタイプそのもので……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!勇気を持って声をかけた先には、幸せがありますように
読んでいてほんわかとする。
そんな優しさに溢れている世界観が素晴らしい。
少ない情報ですが、頭の中で二人の登場人物をしっかりと想像することが出来たので楽しく読めました。
特に主人公である陽子の自己嫌悪しがちな描写が好きです。
困っている人に声をかけるということは大変な勇気が必要なことであると思います。
勇気を出して一歩踏み出したならば良い結果が生まれてほしい。
手を差し出す側の傲慢さかもしれませんが、こんな素敵な結果を皆んなが信じて行動に移すことができる世界はきっと暖かく素敵ですよね。
素晴らしい作品をありがとうございました。