本好きには堪らない、ワイバーンを駆る優しい本屋さん。

朝日に輝く城下町。その片隅に構えられた本屋には一匹のワイバーンが居た。背には鞍を負い大量の本を抱え、ワイバーンは青年のセーブルと共に今日も空を駆ける。

本の量産は簡易でなくそれなりに値も張る。だからこそセーブルは、相棒のマークと共に空を飛ぶのだ。

流麗な文体で情景も細かく、ですが決してくどくないので没入できます。きっとこの作品も、セイブルが貴方の元へ運んでくれることでしょう。

読書家さんには羨ましすぎる本作を是非!

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