第2話 ステータス



「う、うそだろ.......そんなことがあって......」


またさっきよりより細かく自分の体をさわる

いちおう前置まえおきで断じて言っておくが

きらきらとした自信過剰のナルシストではないし

そうゆう趣味のものではない

そして私はもう一つの異変に気がついた

それは女の人の視線の......にある


「.......」


プカプカと

まるで水の上に浮いているようなものが頭の上にある

その何か......というより板みたいなものはこのようなものである

というか



***


ステータス


名前 マイリ    


職業 

メイド


MP(魔力) 12/12

ATK(攻擊力) 15

DEF(防御力)13

Luk(運) 5


適正属性


スキル

なし


***



「……」


な、なんだこ、これは......

もし私という人格が仮に『前世』というなら

その前世でも存在していなかったものだ

どうしてこんなもの.......


「あの......どうかされましたか?やはりどこかおけがを.......」


この様子だとやはり私以外この『ステータス』というものは見ていないようだな


「......と、とにかく俺の部屋に案内しろ。」



とっさに冷静になりたくていったことだが

うん?なんだこの.......『俺』?


「は、はい......こちらです。」


しかしそんなことはどうでも無くなるほど私は焦っていた


「では.......失礼します......」


さっきの女の人がドアを閉めた

誰もいなくなった気配を確認して部屋のなかにあったベットになにげなく寝転んだ

やっと一人で考えられる

少し冷静さを取り戻すとのことについてもだんだん思い出してきた




***


私の名前は、リク・ラングレー

現在7歳という年齢だ

私は、貴族の中でも位の高い侯爵で私はそこの長男で将来の後継あとぎらしい

そんな俺屋敷を駆け回っていたらあの女の人とぶつかって

いま存在している前世の記憶を思い出したみたいだ

というよりそう仮定かていするしかない

しかしあのメイドのことを記憶を探ってもそんなピンとくるようなものがあまりない

まあ、前世の貴族の男爵と違って

今は侯爵だからメイドの数が多くて名前がいちいち覚えていない事もあるか

仕方がない

さてと飲み込めてないがいちおういまの状況はなんとなくだがわかったので

さっきから自分の頭の上に浮かんでいるあのステータスと書いた物を見つめる

自分の頭の上にある『』と言うものをながめる




***



ステータス


名前リク・ラングレー  


職業

なし


HP(体力) 56/56

MP(魔力) 102/102

ATK(攻撃力)16

DEF(防御力) 25

LUK(運) 12


適正魔法


異常状態

転生



スキル

ステータス表示

言語理解げんごりかい


称号

転生者てんせいしゃ



***





「……」


やっぱりこれは幻覚げんかくではないか......

なんとなくそこに浮かんであるステータスをなぞって見てみると......


「やっぱりこれが原因......か?」


さっきのメイドにはなかった

『称号』の欄を見る

......転生者ということは文字通りに捉えると

やはり一度死んで転生したのか.......

スキルの欄には言語理解?

......だからあのときとっさに

そのときは分かりもしなかった言葉が聞こえたり言えたの......か?




-----------------------------


あとがき(補足)

スルーしてもいいですが.......

貴族の階級 上から順に

王族

公爵

侯爵 ここに当たる

伯爵

子爵

男爵

準男爵

なお前世の貴族の階級は変わらない

(もしかしたら作者の都合で中身の内容が変わる可能性あり……)



---------------------------------






  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る