編集済
そのハミングは7への応援コメント
かなり遅ればせながら、読了させて頂きました。
見えているからこそ見えないモノ、見えないから見えるモノ……
とか言うと、深そうで、実は浅い言葉になってしまうかもしれませんが、そんな事を感じさせていただきました。
相当大きく脱線しますが、私は当初、絵の上手い友人と『漫画を描こう』という話から文章を書き始めました(20代半ばというかなり遅いスタートでしたが……)。
後に友人は、結婚、子育てと忙しくなり、とても『創作』を出来る状況では無くなってしまいました。
当然の如く『漫画』制作は風化しました。
祝福しながらも、『画』という視覚情報が失われたのは事実。
そこで諦める選択肢もありました。
ただ、何故か続けていたのです。
そこには反骨精神といえば、まだ見栄えする、浅ましい感情もあったと思います……。
それまで『文章』というモノを軽視していた感もあり(今となっては作者の方々に誠に申し訳ない話です……)、視覚情報無しに物事を伝えるには?と、自身の語彙力の無さに苦悩した記憶が蘇りました。
今もまだ、『見えないモノ』を伝える力が不足していると実感しています(もしかしたら見えないままにしておいた方が、推測して貰えて良いのかも?とすら感じている節もありますが……)。
作品全体を拝読させていただいた上での感想が、このように物語から逸脱してしまうからこそ、私はおすすめレビューを書けていません。
とはいえ、このように一見、自分とは関係の無さそうな物語に没入させていただけたのは文章力、構成力、そして何より感受性なのかなぁ?と、感じさせていただきました。
どうも有り難うございましたm(__)m
作者からの返信
読了ありがとうございました。分量は同じでもかけていただいたお時間の長さはとてつもなく貴重なものです…。
物語は国によっても、人種によっても、個人によっても違うと思いますし、アニメやまんがや小説、ラノベ、詩、優劣はつけられません。
続けてこられたということは、なんらかの引力がそこにあったからだと思いますし、うまくいかない部分が残るからこそ続けていられるのかも、とも感じています。
ありがとうございました。
そのハミングは7への応援コメント
彼らの物語を通して自分の精神と向き合うようなイメージの作品でした
私にとって見えないということは想像しかできないことですが、
私たちは他の人と同じ世界を、
それぞれまったく違う体と心を使って「見て」実感しているのだと思いました
見えているからこそ見えていないことがある
でも、見ようと思えば見えてくるものもある
彼がその体で心で「見た」ことを伝えてくださりありがとうございました
作者からの返信
そうですよね……。同じ景色を見ていると思っているから、共通認識の上にいる、と勝手に思い込んでいるけれど、それが「同じ」だなんて誰にもわからないということを、トビーが見せてくれたかな、と私も感じています。
トビーと一緒に苦悩した期間でした。
彼に寄り添って最後まで見守っていただき、本当にありがとうございました……!
そのハミングは7への応援コメント
こんにちは。きちんとしたコメントを書かせていただきます。
まずトビーですが、読み進めていって、おや?と思う節がありました。悪いことではありません。私個人のことですが、16歳の時に永遠に治らない、けどいのちにも関わらず、難病にもならない病を抱えております。私の目は見えていましたが、将来的には寝たきりになってしまう恐怖から逃げることもできず、心を閉ざして、家族に八つ当たりをしていました。あのころの自分を思い出したのです。
読書とは、自分との対話だと思っています。
とても感動的な作品に、今というこの時期に出会えたことは、意味があるのかもしれません。
本当にご苦労さまでした。猫さん、具合がよくなりますよう、心からお祈り申し上げます。
読ませてくださり、ありがとうございました。
作者からの返信
春川晴人様。
お言葉をのこしてくださり、感謝いたします。ああ、そうだったのか、と今また涙する思いです。
私自身これを書きながらもがき苦しみ、たどり着けそうでたどり着けない正解を探して、深海に長い期間潜っていました。
トビーとハミィ、そしてジャンがみせてくれた出来事に、私自身が代理で紡ぎあげながら、私自身も救われている、という思いの上で今日を迎えています。
これを書いている途中ではまだ私自身が気づけていなかったことや、気づいてはいたけれどぼんやりとしてたり、認めることができないでいたこと、などを、
知ることができたのかなと。
数年前に、ある読み専の方に言われたことばがとても印象にのこっているのですが、「作品は必要な時に勝手に飛び込んでくる。私はそれを読むだけ」と。
途中でトビーが、サラのパパと対峙するときに、「僕の言葉じゃない気がしていた」というシーンは、まさに私の言葉でもあって。
これは私が書いたのですが、私じゃないものが書いているのかもしれないとも思っています。
真にまっすぐなお言葉をのこしてくださったことが、本当にうれしく。
トビーに寄り添っていただき、ありがとうございました。
そして、春川さんに、トビーやハミィが、もしも寄り添えていたなら、良かったと思います……。
なおこの物語の土台となったモチーフ?として、聖書のトビト記というものがあります。「目から鱗」の言葉の語源となった周辺の逸話です。
自分自身を助けるために書いているものが仮に「ノアの箱舟」なのだとしたら、ぜひ一人でも多くの人が同乗してくれたら、と、そして私もその船に乗れたらと、そんな都合の良い幸せはないと。願っています。
ジャンの真実(4)への応援コメント
ジャンさんに出会った感想がトビーくんと、ご両親で違ったのは、視力の有無の問題ではなくて、本当に人によって見えている姿が違ったんですね。
見方によっては、幽霊みたいで不気味と感じられる現象ですが、ジャンのことを「天使のような存在」と捉えたサラの感性がとても素敵でした✨
作者からの返信
ご返信漏らしておりました!もうしわけありません💦
ジャンという存在やその「姿」に、「あれ?思っていたのと違う」と違和感を抱かれた方が数名いてくださったのですが、その違いをぼんやりと察知させるかさせないかのバランスで描いていった記憶があります。
自分の中で、ジャンがナニモノか、という正解はあるのですが、皆様から頂く言葉の中に、天使もあれば、トリックスター、という言葉もあり、ふむふむとご感想をいただくことがとても喜びです。
サラが特別な存在であったように、トビーも特別だったね、と言ってくださる方もいて、うれしく。
ありがとうございます!
サラは素敵です💛私もホレてしまいます。
樹上のシャーマン(7)への応援コメント
ウッドチャックの亡骸に、シャーマンを埋葬していた倒木、そしてノアの埋葬式。
たとえ目が見えている人であっても、これらの体験は死を強く連想させる、不思議な体験ですね。トビーくんがアメージンググレースを思い出したのは、そのためかなと思ってみたり・・・。
昔のトビーくんだったら、助けに来てくれたオリバーさん・ノアさんにも強く当たってしまっていたかもしれませんね。怖かっただろうに、お母様が迎えに来てくれるまで泣かずに耐えていて、偉い!!
作者からの返信
ありがとうございます。
トラウマを乗り越えるときというのは、一度対峙が必要になるかと思います。これまで逃避行動をとってきた彼がトラウマに真っ向から向き合わせることなる契機になっているのかなと。アメージンググレースはあの日の記憶そのものであり、失った目を掴んだ記憶とリンクしてしまう最大級のトラウマ、フラッシュバックですからね…
ありがとうございました!
サットン・ロックス・ストリート187(4)への応援コメント
おお、トビーくんが、ついにサラさんのために立ち上がる決意を固めましたね
序盤では周囲の人たちに辛く当たってしまっていた彼が、かつての自分と似た状況にいるサラさんのお父様と、悲しみを共有しにいくようになるなんて・・・!
強くなりましたね(*´σω・、)ホロリ
作者からの返信
そうですね、ここを書いているときは、私もトビーがんばれ!って思っていました。自分と対峙しつつ、サラのお父さんへの気持ちをみつめ、そして不思議なオーラを感じつつ……ありがとうございます!
真実は人の数だけ(4)への応援コメント
ご無沙汰しております。
私生活がバタバタしていて、期間が空いてしましましたが、またトビーくんの成長を見守らせていただきに来ました
> 何もしないことに対して、都合よく理由付けをして納得するべきでもない。
とても胸に刺さる言葉でした。
子供の頃は、困っている人は助けるべきだと本気で思っていたはずなのに、大人になるにつれて「助けない理由」を考えるのが上手くなってしまう。そして気づけば、助けられる人も助けられなくなっていく・・・・・・そう思うと、悲しい気持ちになります。
とはいえ、トビーのご両親の仰るとおり、介入すべきでない問題も沢山ありますから、その判断基準は難しいところですね。
作者からの返信
こんばんは!おひさしぶりです。
続きを読みに来ていただけるなんて感涙です……ありがとうございます!!!
> 何もしないことに対して、都合よく理由付けをして納得するべきでもない。
トビーはまた14歳の少年ですが、今でもこういった部分に関しての悩みはつきません、というか。
実行にうつすことの困難というか、
大人になるにしたがって、こうしたいのはやまやまだけど、どうせ無理だろう、といった推測が働いてしまうと、はなからやらない、という出来事が増えます。
これが、つらいですね。
なるべく、初心?を忘れずに行動していきたいでです!
七歩先のビッグベン(4)への応援コメント
音楽のある日常って素敵ですよね。
ギターに、ウィンドチャイムに、ウッドチャックの鳴き声まで!
穏やかで優しい場面描写を読んで、ふと、『やまのおんがくか』という童謡の歌詞を思い浮かべました
作者からの返信
キュキュキュッキュッキュッ
ですね♪
すてきですね💛
編集済
そのハミングは7への応援コメント
素晴らしかったです、虹乃様ご自身が渾身の一作と呼ぶにふさわしい作品でした。
自身の環境が少しナイーブな時期でして、少し感情的なレビューになりましたことをお許しください。でも今この時だからこそ凄く勇気を頂けて、感謝の言葉もありません。
内容については私の口から語ることもなくパーフェクトですが、シャーマンとソングバードのくだりは凄く興味深かったです。タバコとパイプは、神聖な儀式で使用されるお香的な鎮魂用の呪物なのですね。北アメリカだと、魔よけのドリームキャッチャーを連想してしまいました。あれはオジブワ族でしたっけ? 文化人類学、素敵な学問ですね。
いずれ読み直した時に、今とはまた違う感想を抱きそうな気がします。その時には自分も導きを得られているといいなあ。
私にとって本当に大切な物語になりました、ありがとうございました!
.
追記:
過分なお心遣い、感謝申し上げます。
もちろん読ませていただきたい!のですが、まずは虹乃さまがご発表されているものすべてに目を通してから、と思っています。
何分新参者ですし、私と同様に虹乃様の作品を読みたいというファンの方と、平等に同じ気持ちを共有していきたいのです。
私だけではなくファンの皆さまもそれぞれの悩みを抱え、小説に希望を求めてここに集まっています。
世に出てほしい、私も切にそう願います。なんだか三国志の桃園の誓いみたいでわくわくしますね。
これからも応援させてください、ありがとうございました。
作者からの返信
昨夜布団の中で先にレビューを拝見し、あれ?いつもとトーンが違うな?と感じ、そのあとでこちらを。やはり感傷的、感情的と書かれたとおりに、そのような心情でお書きいただいたのですね……サンテグジュペリの言葉もいれていただき、たしかに今の諏訪野さんに届いたのだと、感じられました。
もしかするとこの作品が今回カクヨムにあがったことは、諏訪野さんたちにお読みいただくためだったのかなと感じています。
実はこの原稿は公開する予定はなかったのですが、手違いがあり、公募に送れていなかったのです。KDPの準備もすんでいて、いつでも出せる状態なのですが、最後に出しておくか、とカクヨムなどのウェブへ。
ただひとりに届けばいい、と考えていた時期は超えました。
今取り組んでいる小説のすべては、私自身を癒すものです。
でもその魂の叫びを、苦悩の果てにみたきもちを、どなたかにもしかしたら伝えることができて、私と一緒に救われる方がおられるのなら、
と
世に出したいと願っています。あとがきに書いたように、まだまだ未熟で、自分を律しつつ、悶絶しながら書いています。
追記:了解しました♪
なお、他の掌編は、ごくごく軽いものも含まれていますので、あまり期待されないでください^^
桃園の誓い!!!!
そうあれたらいいなあああ!!!
うう。皆さんと心は一つです。(本にしたいという部分の願ではなくて)願いですね。
救いよ!たしかにそこにあれ!!!
という。
だって悲しいじゃないですか。
私は信じます。
私も信じます。
――
私も2020-2021闘病してたんですが、今も通っている病院にこんな書画が掲げられているんです。
『我ら、弱き人々への無限の同情心をもて、
片時も自己に|驕《おご》ることなく医を行わん。』
“Our empathy and compassion for the afflicted,
we provide medical care and supportive
environment at all times without self-praise.”
(1972.11 藤田啓介<創設者>)
「誓い」で、それを思い出しました。
エクタバナのウェイトレス(6)への応援コメント
ジャンさんと出会ったあたりから、トビーくんがどんどん前を向いていくのが、見ていて微笑ましいですし、嬉しいです。
盲人用の触読式腕時計なんてあるんですね。知りませんでした。
エクタバナのバーガーショップのメニューもそうですが、こういった一つ一つの細かい描写がリアルで、もう尊敬しかありません
今までリアルな世界観の作品を書いたことはないのですが、虹乃様に憧れて書いてみたくなってきています
作者からの返信
world is snowさん、おはようございます!近況ノートを拝見するに、ESとPSIが、ということは大学四年生なんですよね。修士論文と就活を抱えたこの時期に、書くことも読むこともちゃんと自分の気持ちのバランスをとりながら取り組まれていることに敬意を表します。すごい!
ロミと木、
ロミとウィル、トビーとジャン
ちょっと似ていますよね^^
冒頭拝見してすぐに思っていました。
ダークファンタジーと書かれていますが、ファンタジーと現実世界、表現の仕方が異なるけれど、作り手が訴えたい出来事を強く訴えるには、実際にはファンタジーの方が向いているとも思っているんです。
ダークファンタジーで一番好きな映画は「パンズラビリンス」ですが(観られてるかしら?もしまだならぜひ!おすすめです)、あちらはもちろんファンタジーですが、どかんとしたメッセージは戦時中の出来事なんですよね。そして一人の少女の心の物語。
そのハミングは7も、「ちょっとふしぎ」としかかいてありませんが、発想のもと、ベースになっているのは聖書の外伝だったりします。
公開している作品は多くないのですが(10万字いってないものがおおいのでウェブにはあげていません)ファンタジーもかいています。
舞台や主人公が様々にかわっても、このひとは、〇〇をかく作家だ、とおもっていただくことができるように、今精進しています!!!!!
ロミと木は、最後までしっかり読んでみたい作品なので、少し遅くなるかもしれませんし、絶対とはいえなくて恐縮なんですけれども、読了後はたくさん感想をかかせてください!
おまちいただければうれしいです^^
およみいただけているだけでなく、このようにしっかりとしたフィードバックをお寄せいただき、ありがとうございます。
時間は人に平等にあるけれど
その時間の使い方は平等ではないから
その時間の一部を与えてくださることが、喜びです
またうかがいます。
ありがとうございます!
論文や試験対策など、がんばってくださいね!
応援しています。
そのハミングは7への応援コメント
完結おめでとうございました!
柔らかな筆致で、児童文学のような印象を受けつつ読ませていただきました。
目の見えないトビー視点なのにすごく描写が豊かで、むしろ、トビーだからこその感覚も盛り込まれていて素敵でした。彼といろんなものを共有させてもらったように思います。
読みながら、キャッチコピー、アメージンググレイス、そして序盤でのハミング7の説明がずっと頭にありました。
ジャンと出会ってトビーの中に何かきっかけが生まれるところや、初めて出会ったサラがトビーにメニューを説明するところ、トビーのイメージと実際の周囲の人々とが違うのに気づくところ、トビーの「僕の目はどうなってる」から質問が止まらなくなるサラとのやり取り等々……たくさん好きなシーンがあります。
ゆっくりと、必要な時間をかけて、光の方へと歩き出す、歩いていく。そんなイメージをいただいて、良いなぁと思いました。傷はすぐには癒えないし、大丈夫にならなくちゃいけないものでもないし、正論でどうこう出来るものでもないと、私自身思っているので。
周りの気持ちを受け取ることが出来ない間にも周りがずっと気持ちを寄せ続けていてくれる知らず知らずの心強さ、ウィンドチャイム、フルート……と上手く言葉にはできないのですが、心に染み入るものがいくつもありました。
&So Are You以上に、必要なことは物語の中に描かれているなぁと感じました。(レビュー書きたいけど難しいかもしれません><;)
まとまりのないコメントになってしまいすみません。
素敵な物語でした!
読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
きみどりさん、ありがとうございます!
「僕の目はどうなってる?」
このシーンは実際に私が体験した記憶に基づいて書いたエピソードでして。
私の親代わりともいえた(血のつながらない)おじさんがいたのですが(なくなりました)、私が小学校5年生のときに交通事故で全盲になり、下半身も不随に。
遠方に住んでいたので、会うのは一年に一回(夏休みにひと月ほどおじさんの家に滞在していました)だったのですが、
車椅子に座り、めしいとなったおじさんが私に腕を伸ばすのを見て私は言葉を失ってただ棒立ちになりました。
それから二十数年以上がたったある日、おじさんがこの言葉を吐いたのです。
サラの言葉は、その時私が言った言葉に同じです。
その日から、おじさんはサングラスを外しました。
本当にありがとうございました!
追記:
レビューをありがとうございました。
きみどりさんのお書きになった言葉たちを見ていて、泣いてしまいました。ぐるぐるとしているその気持ちが私まで届いてきたからです。私も今同じようにぐるぐるとしています。
>ウッドチャックのエピソードは萎むのではなく、押し返す方が取り上げられていて
ここも、染み入りました。おそらく頭で考えていたらあのようには書かなかったと思うのですが、このあとトビーがジャンに打ち明ける時「ねえ、ジャン僕命が尽きるのを見たんだ。不思議と悲しくはなかったよ」というのですが(ちょっと違ったかも)
これも、私自身がトビーと一心同体になってニネベの町を歩いたからうけとったトビーの感性でした。
ハリケーンに始まりあのような幾多の出来事を体験してきた彼が感じた心には、たしかにジャンが与えた光が影響していたと思いますが、サラがいったように、その像は彼らが自分の中で選択し、「見た」ものだと思います。
深く読み込んでいただき、感謝します。
長編二作品をきみどりさんにおよみいただけて、それだけでも今回カクヨムに参加できてよかったと思っています。
ありがとうございました!
――
さらに追記:
ハミングに関してはもはや私も一読者になっていてトビーに憑依していた時の感覚から少し離れているのですがウィンドチャイムに拘ったのはそれが共鳴して鳴る楽器だから。「ひとつでは音は鳴らない」ジャンが言うのですが。物語として読むのが一番いいときみどりさんに言っていただけたことが幸せです。
ぐるぐるはぐるぐるのままに。
ある日いつかどこかでふいに、そのビーズが現れてくることがあると思っています。私もそのうちのひとりです。
ジャンの真実(4)への応援コメント
ジャンに会えなくなって戸惑っていたら、さらに驚きです。
ジャンと初めて会った両親の評価に、あれ、トビー目線で私が抱いた印象と違うな?と違和感を覚えたり、
トビーが夢を見てから、ジャンの外見ってどんななんだろうなぁ、見てみたいなぁ、と私も容姿を想像したりしてたんですが、
まさか人によって違うふうに見えていたとは。
目の見えない(しかも周りとあまり関わろうとしない)トビーが、自分の周りの人々についての実際を知っていくことで、自分の中で勝手に作り上げていたイメージを改めていくシーンが今までにありましたけど、なんだかそれも思い出しました。
作者からの返信
きみどりさん、他の方々の作品もたくさんおありになるなか、&So Are Youに続いて、こちらまで読了をありがとうございました!
トビーの成長譚ではありますが、読んでいただける方にも常に疑問を感じてほしい!というような想いがつまってしまった作品になっていて。
ふと感じた違和感、それを大切に念頭におきながら読み進めて言っていただけたことがとてもうれしいです。
思い込んでしまっていることがあるかもしれないこと
世界はやさしいこと
かならず希望はあること
たぶんそういうようなことをぼんやりでも感じていただければ、それ以上の幸せはありません。
本当に長いお時間をいただき、ありがとうございました!
レビューの文言など気にしません!
お気持ちだけで充分です。ありがとうございます。
歌詞のないメロディ(4)への応援コメント
わ、良かった! トビー君、ようやく少し素直になれたんですね。
この四年間は、トビー君にとっても辛いものだったと思います。
ここから彼がどんなふうに変わっていくのか、とても楽しみです
ジャンナ・グッドスピード(3)への応援コメント
やらないと出来ないは違うけど、トビーとジャン、どっちもどっちな感じですね。
なんとなく、トビーは出来ない自分を見られたくない、情けないって感じてるのかなぁと思いました。
目が見えないんだから、階段で空を踏んでも椅子を手探りしても、それを周囲は笑わないと思うんですが、そういうところは気にして、逆に素直にお願いしなくても周りは当然手助けしてくれるっていう傲慢さはあって。
一人でできることは一人でやって、お荷物にはなりたくない、と言いつつ、今までいっぱいお節介されてきたし、全盲を免罪符にしたい、あるいは色んなことに気づけていない甘えみたいなものを感じました。
ジャンはハミィに続く、トビーに対して無遠慮に接してくる存在ですね。
これからどんな関係や変化が生まれるのか楽しみです。
ウィンドチャイムも気になります。
作者からの返信
きみどりさん、トビーの物語にもおいでいただき、本当にありがとうございます!
ハンデを負った13歳の少年の心の内、をどれだけ正確にうつすことができるのか、そしてどのように再生に向かうのか。
私はこれを書くときひと月ほど、実際にほぼ目をふさいで生活しました。感覚がみるみる変わっていき、皮膚感覚が高まり、平衡感覚が失われて気持ち悪くなり、何度か吐きました。
トビーの感情がどこまで描けたか、それは読了後にご感想をうかがうしか方法はないのですが、トビーとハミィ、そしてジャン
またこの先出てくる人物と、ニネベの町のひとたち
すべての人がいてこそ起こったニネベの出来事に寄り添っていただけるならこれ以上の喜びはありません。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございました!
編集済
およみいただいたすべての方に、ありがとうございました。への応援コメント
名前を変えて時を経てもこうしてまたお会いできて、本当に嬉しいです。ジョニデジョニデ! ジャンは相変わらずのジョニデでした。
ノベラボ懐かしい! 岩井さんの「永遠についての証明」は購入して読みましたよ。素晴らしい小説でした。デビュー前のああいう方がいたんだもんなあ……あの頃のノベラボはすごかった。(そしてまた失くなる語彙)
なんだか支離滅裂になってしまいましたが、どうぞお体と猫ちゃんお大事に! 応援してます!
作者からの返信
さくたさーん!うれしいです。名前はかわってますが、さくたさんって呼べるのが幸せです。
ノベラボ楽しかったですよねえ。そしてすごかったですよねえ。はあ、ディスカヴァーは残念なことをしましたよね💦
さくたさんもお身体大切に!またうかがいます!
ジャンナ・グッドスピード(3)への応援コメント
クセ強めの人物が登場しましたね!
ハミィの勘を信じるなら、悪い人ではないのかもしれませんが・・・・・・
初対面の、しかも目の見えない子供にいたずらを仕掛けるあたり、現実にいると付き合いにくそうな感じがしますね
作者からの返信
おはようございます(あ、もうお昼だ!)
ニネベの町のすべてが、トビーに大きな変化をもたらしていきます。全くこの男はなにものなのか!?トビーと一緒にぜひ見届けてやっていただけたらうれしいです!
トビー坊ちゃんに寄り添っていただきありがとうございます!
神様がくれた特権(3)への応援コメント
自分で何ができるかをきちんと見極めて、できないことは人に頼るべきだというノアさんの考えも、自分一人でできることはできるだけ一人でこなしたいというトビーくんの考えも、どちらも一理あって難しい問題ですね。
そして、せっかくの大冒険だったのに、実はお母さんがしっかり着いてきていたトビーくん。さぞがっかりしたでしょうね。それに、色々な人に「今日は一人なんだ」と言っていましたし、恥ずかしさも尋常ではなさそう・・・・・・。
トビーママの心配な気持ちは愛情ゆえのことだと思うので、いつかトビーくんがこのことに感謝できるようになっていくといいですね。
作者からの返信
はずかしさは相当なものだったとおもいます。
このあたりすべてどのように変化していくか、トビーの心の成長とともに、微細に感じ取って行っていただけたらうれしいです!ありがとうございます!
匂いの塊(3)への応援コメント
ハミング距離とレーベンシュタイン距離!
授業と研究以外でこの知識が役に立つときが来るとは・・・・っ!
ちょっと感動です。
トビーくんパパ、よくHammingとTobiasのレーベンシュタイン距離が7だと気がつきましたね。自分のと同じ名前を持つ距離だから愛着があって、普段から色々な単語同士の距離を求めてみたりしていたのでしょうか。
目が見えなくなったことで、周囲の人たちと今までどおりに接することができないトビーくんですが、ハミィという心の許せる相手ができたこと、とても良かったなと思います。
良かったなと思うだけに、最後の意味深な一文が今後どう効いてくるのか
ドキドキです
作者からの返信
ええええー!!!!!!!!!!!!!!!!!!これまで多くの方にこの物語を読んでいただいてきた中で、これが通じる方にはじめてお会いできました!!!感動です!!!!
うれしい!!!!!!!
一九九二年八月 フロリダ(4)への応援コメント
トビーくん、外野の人間がこんな月並みな言葉をかけたら神経を逆撫でするかもしれませんが、「かわいそうに!」という気持ちが止まりません。
冒頭からここまでのハリケーンの描写や、病院での家族の過ごし方が、まるで実際に体験してきたかのように描かれていて、リアルさに震えました。
また、地の文の語りの雰囲気が、海外小説の中でも特にアメリカの作家さんが書いたものを日本語に訳した感じに近いなと思いました。その辺りも含めて、世界観がすごく作り込まれていて、第一章から感動しています・・・・・・!
作者からの返信
world is snowさん!お返事が遅くなり、申し訳ありません💦こちらを書いていた当時、私自身も目かくしをしてひと月ほど過ごしていました。そのうちにいろいろと感覚がかわり乗り移るように書いていったことを覚えています。
ハリケーンのシーンは、やはり実際には体験したことはないですので、いくつかの映画のシーンを数えきれないほど観て描写をしました。
おことばとてもうれしいです。ありがとうございました!
お時間ゆるしましたらトビーに寄り添ってやってください。
ありがとうございます……!
およみいただいたすべての方に、ありがとうございました。への応援コメント
連載、本当にお疲れ様でした!
完璧なものと
良いものは
似て非なるものと思います。(生意気言ってすみません…)
平安・鎌倉時代の古い刀について
現代の高度な科学と技術をもってしても
未だ再現出来ていない事実に例えるならば
幾ばくかの不純物(当時の秘伝では)あってこその
名刀が生まれたのではというのが私の思うところであります^^
作者からの返信
そうかもしれません。ありがとうございます。
そのお言葉の真意が、ひとえにsengokuさんの「よかった!」っていうお気持ちになってドーンと届けられていますので、涙しております。
ありがとうございます。当時の私をも含めて、抱きしめてあげたいです。
幾ばくかの不純物あっての名刀とは、名言ですね……
一生ついていきたい気分です……笑
よろしくおねがいします(と手を出す)
編集済
そのハミングは7への応援コメント
素晴らしいキセキをありがとうございました!
『教義』や『啓示』というよりシャーマンの口伝のような
親しみ易さを感じつつトビーの足跡を辿らせて頂きました。
数学的な意味合いでのハミングなのですが
鼻唄としてのハミングも15%位
混じっているように感じるのは私だけでしょうか(笑)
作者からの返信
15%!もっとかもしれません!もうたぶんきっと、100%×100%です。トビーと一緒に歩いてくださって、本当にありがとうございます。
カクヨムコンは10万字必要なので、今回公開したのは、こちらと、「&So Are You」の2本だけだったのですが、手元には長編原稿が山のようにあります……。かならずお手元にお届けできるよう、死ぬ気でがんばります!!!!!
また趣の全く異なる重い話ですが、お時間が許せば「&So Are You」にも足をお運びいただけましたら幸いです。
これはミステリーではないのですが、自分が考えている真実と、事実が異なること、ということを読者にきづかせるという部分に主軸を置いたストーリーなので、そういう意味では叙述ミステリなのですよね。
サラがジャンに警戒していなかった、というところに気づかれた方は初めてなので本当に第六感ともいえる感性(センサー)が高い方なのだなと感じました。
そのような方に、読後の違和感なく、納得していただけた物語を書けた!というところは、誇りに思います。
さらに、さらに、面白くそして何か人生が変わるような物語を、そして、誰かを、私を、あなたを、救う物語をつくっていきます!
ありがとうございました!
本当にありがとうございました!
編集済
ジャンの真実(3)への応援コメント
最初の頃、私は勝手にジャンは初老の男性と思い込んでいましたが
両親が麗しい青年と言っていたことで、ずっと引っかかったまま
読み進めておりました。当時サラは男性(彼女にとっては女性だった)
にもかかわらず全く警戒を示していませんでしたので
いわゆる導き手としての精霊のような存在なのではないかと
推察しておりました。
作者からの返信
読了ありがとうございます!こちらの返信を読了までまっておりました。Enter+
――
すごい!その読解していただけた方は2017年の公開から初めてです。ジャンも盲目の人だったのでは、という人が一番答えに近かったのですが。
もしご興味があれば、トビト記(聖書)をお調べになられてみてください。ジャンナ・グッドスピード、という名前そのものにすでに答えが隠されていたのですが、たどり着く方はおられませんでした。
ニネベという町は実世界では架空ですが、トビト記に存在します。
ジャンはラファエルですね。天使属性です。
読了をありがとうございました!
そのハミングは7への応援コメント
トビーと一緒にたくさん冒険しながらみんなを幸せにしてくれる、心温まる素敵なお話でした。
とても清々しく読み終えました。
素敵なお話をありがとうございます。
ネタバレしないようにこのへんで。
作者からの返信
2017年に、友人の娘(当時小学校5年生)がこの物語をよんでくれたときにくれたことばが、
「ジャンが周りの人をしあわせにしていったところがよかった!」と。
それを思い出してしまいました!
トビー、大冒険ですよね。。。
目を瞑っているからこそ、トビーと一緒にあの森を歩けたのだと思います。
目を閉じていてわからないこともたくさんありますが、
目を開いているから余計わからなくなることもおおいです。
いろいろな価値観や事象に、疑問をもつような日々の感性。そういうなにかあたらしい小さな気づきを、読んで下さった方にお届けできたら、いいな、とおこがましい願いではありますが、感じています。
このたびは、長編にもかかわらず、またお仕事おいそがしいなか、お時間をさいていただき、誠にありがとうございました。
編集済
古びた鍵への応援コメント
ラストと書く場所を間違えてしまったので、移動します。
編集済
樹上のシャーマン(6)への応援コメント
18歳の冬、アメリカ合衆国ルイジアナ州に
1ヶ月ほど滞在した事がありまして、そのうちの数日間を
先住民の子孫と思われる方と過ごす機会がありました。
その際、このエピソードとまでではありませんが
決して人には寄り付かない鳥が私の傍に付いてまわってきたなど
不思議な体験をした記憶がフラッシュバックのように思い出されました。
作者からの返信
土地に息づく説明のつかない出来事。精霊がいると確かに信じられるような自然、世界はたしかに存在すると思います。日本にいるとあまりにも遠く、かけ離れた世界に思われますが、トビーと共にニネベの土を踏み、ウッドチャックに誘われてたどり着いたそこで、彼がその体験をしたことはきっと必然だったのだろうと思っています。
トビーの歩みの中に、sengokuさんが融合していただいているようなそんな不思議な想いにおそわれています。届いています。ありがとうございます。あと少し、もうしばらくトビーをお願いいたします……
七歩先のビッグベン(4)への応援コメント
音や音楽が見えてくる表現、心情描写、ホントに私的だなと思います。
作者からの返信
Trevorさん!新規アカウントで大変でしょうにこちらまでおいでいただき本当にありがとうございます!
うれしいです……(;_;)
編集済
サットン・ロックス・ストリート187(7)への応援コメント
やはりこの物語は
どんな媒体を経るにしても世に出て欲しいと思いました。
お恥ずかしながら
離れて暮らす子供達にも
いつの日か読ませてあげたいと思います。
作者からの返信
ありがとうございます!
ご返信とんでしまっていますが、書き込みは気になさらずご自由にいくらでも書き込んで下さってかまいませんからね。
先ほど編集されたかな。聖書っていう言葉が見えた気がしたのですが。実は以前にも、これは現代の聖典だといってくださった方がいて、宗教色は抜いているつもりではありますが、基礎はそこにありまして。
事前情報はない方が話に入れると思うので、ご返信は最小限にしますね。ありがとうございます感謝しております。
お子さんに読ませたい、というお言葉は、なによりうれしいです。いましばらくトビーに寄り添ってやってください。
サットン・ロックス・ストリート187(6)への応援コメント
彼の言葉を聞いて
私は両手で顔を覆い
天を仰いでしまいました。
彼は闇雲に怒りや悲しみをぶつけていただけではなく
自分の心としっかりと向き合っていたのが分かりました。
作者からの返信
ありがとうございます…!
エクタバナのウェイトレス(1)への応援コメント
何不自由ない人でしたら
初訪問のダイナー程度かも知れませんが
彼にしてみれば一筋の光明を得たような気持ちだったのでしょうね。
ジャンナ・グッドスピード(2)への応援コメント
この物語を映画で観てみたい
と思うと同時に
映像ではここまでの感動は得られない
という相反する欲求がせめぎ合いながら
読ませて頂いております。
作者からの返信
ありがとうございます!読まれているその瞬間の気持ちがこちらまで伝わってくるようでなによりもうれしいです。
実写化不可能かも、と思ってはいるのですが、だからこそ映像化希望!という思いもありつつ……。ちょっとそんな悪戯心をだして、タグをいじってきちゃいました^^
編集済
ジャンナ・グッドスピード(3)への応援コメント
文体から作品世界が伝わり、毎エピソード素敵だなと思います。
作者からの返信
Trevorさん、いつもありがとうございます!どのようにうけとっていただいているか不安ばかりなので、お言葉いただくととてもとてもうれしいです!ありがとうございます;;
神様がくれた特権(3)への応援コメント
一人称は主人公に見えてることしか描写できないのが難しいと言われることがありますが。
盲目の主人公の一人称という凄く難しそうな題材なのに
主人公の感じていることが手に取るように分かるのが本当に凄いと思います。
作者からの返信
ありがとうございます!四章からキーパーソンのジャンが出てきて、新しい展開が始まるんですが(ちょっとおそいですね)、ここまで描写したことのすべては後半すべてにわたって関わってきます。よろしくおねがいします!
歌詞のないメロディ(4)への応援コメント
泣いているお母様、泣くのをこらえたお父様。お二人の気持ちを考えて、少しだけ泣きそうになりました。
お星⭐さまを流させて頂きました。
もちろん、これからも拝読いたします。
作者からの返信
ははこさまー!おつかれさまです。連日エッセイのトップをまぶしく拝見しております。ようさまと並んでおふたりともまぶしい。
両親の愛が絶対とはいっても、息子以上の苦しみを抱えていると思うので共感するととても苦しいですね……。ありがとうございます!
編集済
一九九二年八月 フロリダ(4)への応援コメント
うーん……すぐには受け入れがたいでしょうね。
神への信仰も失った感じですかね。
どっちもそれぞれに素晴らしいと思いますし悩みますが、個人的に&So Are Youよりこちらの方が自分の好みに合いそうですので先にこちらから読もうと思います。
作者からの返信
ありがとうございます!よろしくお願いします!
プロローグへの応援コメント
意味ありげで引き込まれる冒頭ですね。
&So Are Youでも思いましたが、文章自体に力があるというか、プロローグが上手いですね。
ボクの場合、プロローグ的なものを入れると即ブラバされてしまうのに、逆に引き込まれます。
作者からの返信
お褒めいただきありがとうございます。またお返事が遅くなり申し訳ありません。このプロローグは、後々になって追加したもので、実際に書き上げたのは一度ですが、これを考えるまでにはおそらく数年かかっているような気がします。
&So Are Youの冒頭も、ひと月くらいいじり倒しましたので……
お返事のタイミングがずれることが多々あるとおもうのですが、ご無理のない範囲で、気兼ねなく書き残してください。ありがとうございます。
およみいただいたすべての方に、ありがとうございました。への応援コメント
いい方に出会えたんだなあ…ということをつくづく思います。ここカクヨムは、大鍋ごった煮の世界。しかもおでんのように銀色の仕切りがあって、ファンタジーとかラブロマンとか、仕切りの向こうは未知の世界が広がっている。そんなカオスの中で出会ったのだから、とんでもない引力と光を放っていたんだと思います。ノラン様に呑み込まれた読者は、みな同じことを感じているはず。ずっと応援します。ノラン様にお言葉を頂いたことを、ちょっぴり誇りに思いながら。
作者からの返信
お返事遅くなりました。深い共感は同じ世界に息づいている顕れで、枯れかけた雑草が、アスファルトを突き破るように呼吸をしてきたのかなとやはり感じます。誇りとは、私こそです。aono-haijiさまにみつけていただけたことが、カクヨムに来て一番すばらしい出会いです。
絆とは、時間とはやはり関係ないのだなということを、強く感じました。深いです。ありがとうございました。
およみいただいたすべての方に、ありがとうございました。への応援コメント
興味深く拝見しました。てっきり文学を極め続けている方なのだと考えていたのですが、開発と言うことはプログラム方面にもお詳しいのですね!(気を悪くされたら本当すみません)
分野を問わず深い知識を持っていらっしゃるから、素晴らしい作品が書けるのかななんて思いました。「獲るよ!!」力強い!!
作者からの返信
努力することしか今はできません。逃げずにがんばります。ありがとうございます!沃雪さんは素直で正直な方なので、あまり心配はしていないのですが、ご無理なさらずに、自分のペースでがんばってください!きっと結果が出ると思っています。
およみいただいたすべての方に、ありがとうございました。への応援コメント
コメント、失礼します。
何か、凄まじい経歴なんですね。
ヴァイタリティが溢れまくっているというか、出来る人は違いますね。
知識や文才だけでなく、行動力も兼ねているので、デヴュー後には
素晴らしい作家さんになりそうです。
頑張ってください。応援しています。
作者からの返信
夷也荊さま、ご返信遅れまして、申し訳ありません。読了、ありがとうございました。
自分に誇れるものは何もないので、努力することしかできません。ただ逃げずに、こうしたい、こうしようとおもうことについて、一段ずつ上る努力をしていきたいと自分を叱咤する意味でも、このようにまとめてしまいました。
本当にありがとうございました!
樹上のシャーマン(7)への応援コメント
樹上葬、初めて聞きました。
この章は文化人類学の匂いがしました。
それにしても、養子にまで誘われるなんて、虹乃ノラン様は、
優秀な学生だったのですね。
作者からの返信
養子にもしなっていたら今ここにはおりませんが、素敵な出会いでした。お読みいただきまして、本当にありがとうございます!胸がいっぱいです。樹上葬はシャーマンを讃える葬儀としてあったようです。身分の高いひとを。
真実は人の数だけ(4)への応援コメント
コメント失礼します。
メッセージ性の強い章でした。
そして、驚きでもあります。
何故なら、拙作『カッコウの巣』にも「真実は人の数だけ」という
メッセージを持った章が存在するからです。
カクヨムに来て、同じ文化人類学の学生だった方と
初めてお会いできて、とても嬉しいです。
山路勝彦先生のお弟子さんですか。
お名前だけ拝聴した事があります。
アイヌが出るという公募の御作、拝読したいです。
あ、書籍化となれば、拝読出来ますね!
応援しております!
作者からの返信
こんばんは!お返事遅くなりました。お言葉ありがとうございます!もうずいぶん昔なんですけど、山路先生とはほんとに仲良かったのです。ご家族は、先生の所持する博物館収容レベルの民俗学のあれやこれやに理解がないから、養子にならないかと本気で言われたことがあって、でもパプアでフィールドワークする勇気は私にはありませんでした💦
今思うと、ちょっと残念だった気もします(*´ω`*)
がんばります!!!!
ハミングは、2016年に書いた小説で、ほぼ処女作なんです。魂込めに込めています。お読みいただけて本当にうれしいです。
人類学をやっていた方にあうことは本当に少ないので、ぜひとも今後ともよろしくおねがいします!
一九九二年八月 フロリダ(4)への応援コメント
ハリケーン、凄まじいなぁ……
作者からの返信
お返事が遅くなり申し訳ありません!ハリケーンの描写は相当迷い、模索しながら仕上げた記憶がよみがえります。ハリケーンアンドリューという、実際に1992年におこったハリケーンを描いています。生き残ったのは奇跡とかいいようがありません。
早くよくなれよ、相棒。彼女も待ってるぜ(6)への応援コメント
コメント、失礼します。
地の文のテンポとか、会話の軽妙さとか、キャラクター造形とか、
拝読していて、とても気持ちがいいです。
ここまでスラスラと読み進めてしまいました。
明日は仕事なのですが、早く続きを拝読したくてうずうずしています。
作者からの返信
わー!夷也荊さま!ここまでほとんど一気にお読みいただけて、応援💛がつくたびにどきどきしておりました!ありがとうございます。文化人類学がお好き、と書かれていて、すごく共感しております。
大学では文化人類学を専攻しており、山路勝彦先生に師事しておりました。大阪の千里にある、民族学博物館が大好きで数えられないくらい通いました。
このお話、後半になりますとそういった雰囲気も少し深まる部分がでてきますので、ご感想いただくのがとてもたのしみです!ぜひとも最後まで、トビーにおつきあいくださったらうれしいです!
なお、公開していませんが、現在公募用で書いている原稿ではアイヌを少し扱っています。今後ともよろしくお願いいたします。
カッコウの巣がとても気になっているのですが、集中してよみたくてなかなかうかがえておりませんが、また拝読させていただきます!
日曜のお仕事お疲れ様です。がんばってください!
お気軽にコメントお残しくださいませ💛
そのハミングは7への応援コメント
カクヨムに来て、もうすぐ3年目に入りますが、たくさん出会ったお話の中で、一番心の深くに届いてくれた作品です。描写力や展開のうまさなど、書く側の目で見てたのは、ほんの最初の内だけ。すぐにトビーの世界に入って共に過ごすことができました。なんだかんだ言っても、ハミィの存在は大きかったですね。盲導犬としては60点だけど、かけがえのない出会いに導いてくれた。タイトルを飾るにふさわしい活躍でした。ジャンはずっと不思議な存在でした。つい「ジャンも幸せになってほしい」などと思いますが、人の幸せ、価値観は一様でないし、ジャンから見たトビーは何だったんだろう、なぜ関わったのだろうということを含めて、彼女なりの生き方をしていたんだな、と思います。読んでいた日々の心地よいスパイスをありがとうございました。
作者からの返信
あまりにうれしくて言葉がありません。ありがとうございます。
天使の集まる神殿のある天国を「ジャンナ」と言います。グッドスピードの綴りは、Godspeedで、「良い空の旅を」というときなどにも使われる慣用句ですが、神の加護をと。
ジャンは天使属性で、「なにものでもない」というサラの言葉が正しいのだと思います。
沢山お話したいことがあるのに、もどかしい思いです。
最後までつきっきりでトビーに寄り添っていただきありがとうございました。
なお、私も名古屋です……!(現在住)
ソングバード(4)への応援コメント
すべてがトビーの世界から描かれている。結果だけ見せてもらえば素直に入っていけるけど、書くことは容易じゃないですね。ウインドチャイムの鳴り方。インディアンフルートに関する知識、ウッドチャックの動き、みな実際に体験しなければ得られない情報です。「&So Are You 」でも、どうしてこれが書けるんだろうと思ったのですが、作家さんに情報ソースを聞くのは野暮だろうと思って訊きませんでした。そうしたら少し明かしてくれましたね。この「そのハミングは7」のバックグランドには、どんなご自身の体験があるのですか。許される範囲で。
作者からの返信
こんばんは、こうして話ごとにご感想いただけて、幸せです。どの作品もそうなんですが、やはり完全に憑依していますので、あとで見ると、ちょっと驚く感覚が蘇ってきたりもします。そのときは、それが自然なんです。乗り移ったように文字が……。
「素直に入っていける」それが何よりの誉め言葉です。読者にとって、書き手の影は不要な情報だと思うので。
でもこれをお読みになられた書き手の方からは、やはり、視界のない一人称で長編をかききった、ということ自体に、評価をいただくこと、多かったです。
なぜいきなりこんなハードルの高いものを書こうとしたのかな?と思うのですが、どの作品も大変だったので、どれが一番大変だったか、うまく比べられないんですよね……
懐かしいです。
いつもありがとうございます!
――
この森で、天使はバスを降りたの近況ノート読まれてから編集されたのかな
黙っていても気づくだろうと思っていただけてるところがすごいというか、信頼をいただいているようで、うれしいです。
うーん、バックグラウンドですか?
ものすごくたくさんのものが融合してできているとは思うんですが、このニネベの町は架空の町なです。
あとは、私を実の子のようにしてかわいがってくれた血の繋がらないおじさんが、実際に私が4年生のときに事故で半身不随、失明しまして全盲に。
サラと「僕の目はどうなってる?」というやり取りをするシーンなどは、私の実体験からきています。
じっさいにおじさんはそれまでサングラスをしていたのですが、それ以降サングラスを外しました。何かふっきれたようでしたが、十年以上も経ってからたずねられたので、それをはじめて訊ねる相手が私であったことに、私はとても深い意味を感じました。
他にもいっぱいあるとは思うんですけど、なにぶん、あまりにも入り込んで書くのでもう一度そのときに舞い戻るのは難度が高いです。
今また別人になっているところなので。またゆっくりお話しできたらいいなあとは思うんですけど。
とりいそぎ。
プロローグへの応援コメント
初めましてであります('ω')ユーディであります('ω')リベンジャーのフォローといいねありがとうであります('ω')この物語すごい気になるでありますなー('ω')
作者からの返信
ユーディー様はじめまして!こんにちは(*´ω`*)
リベンジャー、キャラクターの名前や、使用されるアイテムの設定など、映像化したものを見てみたいと思わせる作品で気になっております。硬派さが感じられるのは、地文の巧さによるものでしょうか。楽しみです。
こちらまでお寄りいただきまして、ありがとうございます♪
カテエラかもしれないこの作品ですが、もしお気に召していただけましたら、よろしくおねがいいたします。^^
真実は人の数だけ(3)への応援コメント
トビーはほんとに、人にも自分にも思いやりが深い。人の気持ちを考える時、その人の視点から考えてあげられる感受性の深さを持っている。これは、周りの人にとって、ただの「いい人」ではない。かけがえのない人になる可能性を持っている。そのことはジャンもサラも気づいてるね。
作者からの返信
ありがとうございます。これまで、実はトビーの両親の愛情深さ、思慮深さなどについて言われることはあったのですが、トビーの感受性の深さについて言及していただいたのは、記憶にある限りaono-haijiさんが初めてです。感慨深いです。
このような経験をした彼が、どのようにして状況を変化させていくことができたのか、乗り越えることができたのか、それはやはり本人の力によるものなので、「トビー」なんですよね……。このコメントは非常にうれしく。胸があつくなりました。いつもありがとうございます。まだ続きますのでよろしくお願いいたします。
少し更新がゆっくりになります。日に2-3ずつ予約していきます。(土日などは増えるかもしれません)
七歩先のビッグベン(4)への応援コメント
インディアンフルート、素朴ないい音ですね。こういう音を聴くと、人間がなぜ音楽の演奏を始めたのか、その最初の気持ちにたどり着けるような気がします。
作者からの返信
おおお、音を聴いてみていただけたのですね。おそらく生で聴いたら本当に持っていかれる感じになると思います。
ネイティブアメリカンフルートは、管が二つに仕切られた構造になっていて、その部分がバード鳥と呼ばれる部品でつながれているようです。民謡の音階と同じペンタトニックスケール(短調五音階)だそうで、心身をいやす効果があると信じられていたそうです。
トビーを癒す音、だと思ってます……。
大自然の中で、または人と人の生活のなかで、人智を超えた部分、感情を表現するために音を奏でた文化は、必然として起こったのだなと実感しますね。
調べていただきとてもとてもうれしいです!ありがとうございました。
作中に出てくる、ビッグベンの音がなるウィンドチャイムは、モデルにしたものがあり、こちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=z1lDQpN9Yg8
すごく大きなものなんですよ。音を聴くと感動します。
七歩先のビッグベン(1)への応援コメント
しっかりとトビーの感覚で綴られている。結果だけ見てるけど、作者様としては、それなり注意が必要で大変な作業ですね。目隠しを体験されるなど、妥協を許さないプロ精神、「これでいいか…」タイプの私などお側に寄れなさそう。でも、人に対しては懐の深い所をお持ちのようと、言葉の端々に感じますので、引き続きお近づきさせていただきます。
作者からの返信
ありがとうございます。何日かぶりにお風呂に入り、湯舟につかっていたときにちょうどhaijiさんの応援履歴が入りまして、それが、(1)(3)(2)の順にハートがついたので、あれ?と読み直したのでした。つけ忘れて戻られたのかな?と思ったんですが、話がつながっていないことに気づき、焦りました。液晶がお湯で濡れるとうまく操作できないので、慌てながら急遽非公開にして……。
読んでいるときに著者が垣間見えると興ざめだと思うので、本当にひどい失敗をしてしまいました。温かいお言葉をありがとうございます……。
再掲載していると、自分でも読みなおすんですが、また夢中で読了して泣いてしまいました。よくこんなの書いたな、と自分でも思うんですよ。でも海外が舞台では、新人賞はとれないな、と感じています。世に発表することがもし叶うのであれば、デビューしてからということになるのでしょうが、目標が現実のものとなれば、どのようにかして本にしたい物語です……。
この先まだまだ続きます。
震災が起こりましたので、猫の写真、近況はしばらくお休みいたします。楽しみにしていただいていたのに、そちらも申し訳ありません。
エクタバナのウェイトレス(4)への応援コメント
ジャンとジークフリートって、全然違う世界の住人。なぜジークフリートなのか、面白いですね。それはともかく、目の不自由な人は、自分の気持ちの揺れが表情に出てしまうこと気づきにくいのかもしれないですね。恋をするにはハンディになるね。
作者からの返信
こよりでダンス→バレリーナ→白鳥の湖→ロミオとジュリエット
あんまり考えなく、私自身のナチュラルな連想でした。違和感あったかな?^^
ジャンナ・グッドスピード(3)への応援コメント
時代が違うから仕方ないのかもしれないけど、ハミィは到底盲導犬とは言えませんね。他人から餌をもらいなんて論外。これから成長するのだろうか。
作者からの返信
ありがとうございます!
ハミングは雑種犬で盲導犬の訓練は受けていません。わかりづらかったでしょうか。申し訳ありません(>人<;)
プロローグへの応援コメント
いい始まり方。場面の切り取りが見事です。「杖」の謎を残し、1話の始まり方としてはベストですね。続きを楽しみにさせてくれます。連載で、いつ☆を打つか、ということ、いつも考えますが、私は最初に打っちゃいます。ノラン様の作品は間違いないこと分かってますから。始まったばかりなのにと思わないでください。登場人物の心の動きだけでストーリーを導いてくれるところすごいな、と思います。
作者からの返信
aono-haiji様、はやくもお読みいただき、そして応援コメントをありがとうございます!
実はこの原稿、8月締め切りだった公募に送っていたつもりだったのです。さきほど確認したら送り損ねていることが判明し、絶句しております。数か月気づいていなかった。
ということで、急遽こちらへ掲載し、カテエラ覚悟でカクヨムコンに応募したいと思います!(涙)
予定にない動きばかりですが、それに従うことで道が開いていくこともあると感じているので、これも運命かな?と。
良い結果が出なくとも、こうしてaono-haijiさんにお読みいただくためにここに来たのかもしれません。
トビーとジャンの物語です。よろしくお願いします!
更新は日に何話分あげるか、まだ検討中です。
>心の動きだけでストーリーを
そう言っていただけると本当にうれしいです。
人が行動を起こすのは、心に何らかの変化が訪れるとき。でもそんな簡単に人の気持ちは動かない。繊細な心の機微をどう表現していくか、いちばん葛藤している部分です。
半面、プロットのインパクトという面では弱く、そこが課題として認識しています。
がんばります!
いつもありがとうございます!!
プロローグへの応援コメント
こういうお話、好きです! これからも創作がんばっていきましょう!!
作者からの返信
きゃー!ありがとうございます!がんばります!