概要
金もねえ、剣もねえ、その上どこかも分からねえ……
世界各地の民間伝承の調査をライフワークとする民俗学者のイブキ。
しかし彼女はとある存在に頭を悩ませていた。
「また出てきた! もうほんと誰なのよ、この"勇者ウォルツ"って! あんた、この時期南半球にいたんじゃないの!? なんでこんな北国の伝承に名前が出てくるのよ!」
勇者ウォルツ――それはいつの時代からか突然伝承内に現れた名前で、その来歴の一切が謎に包まれていた。
彼の現れる時代も場所もバラバラで統一性がなく、それもまた彼の謎さに拍車を掛けている
その伝承内容もめちゃくちゃであり、村を襲った邪竜を倒した英雄譚があるかと思えば、
王に殺されそうになったり奴隷になったりと、悲惨な目にも合っている。
砂漠の国の王女とのロマンスがあったかと思えば、時には悪の大将としてその名が出てきたり。
しかし彼女はとある存在に頭を悩ませていた。
「また出てきた! もうほんと誰なのよ、この"勇者ウォルツ"って! あんた、この時期南半球にいたんじゃないの!? なんでこんな北国の伝承に名前が出てくるのよ!」
勇者ウォルツ――それはいつの時代からか突然伝承内に現れた名前で、その来歴の一切が謎に包まれていた。
彼の現れる時代も場所もバラバラで統一性がなく、それもまた彼の謎さに拍車を掛けている
その伝承内容もめちゃくちゃであり、村を襲った邪竜を倒した英雄譚があるかと思えば、
王に殺されそうになったり奴隷になったりと、悲惨な目にも合っている。
砂漠の国の王女とのロマンスがあったかと思えば、時には悪の大将としてその名が出てきたり。
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