概要
女性同士の濃厚な恋愛です。タイトルのR「或る」はR指定のRです。
女性同士の濃厚な恋愛を3部構成で書きました。タイトルのRは「或る」ですが、R指定のRのしゃれです。実際には露骨な表現はそれほどないと思っていますのでR指定ではなく、一般で応募しました。女性同士の恋愛は実際には大変なところもあると思いますが、出来るだけ暗くならないように私なりにギャグをちりばめています。
女性が描く男性同士の恋愛はヤオイとしてジャンルが確立しています。本作品は男性が描いた女性同士の恋愛になります。
Ⅰ 黎明編
2人の馴れ初めから描いています。高校の同級生で、高校時代にキスしたことがありますが、それから疎遠になり、20年後に再開します。
1人はレズビアンですがもう1人はそうではないので、卒業後、結婚し普通の家庭を持とうと思っていました。しかし結婚にも仕事にもうまく行かず、
女性が描く男性同士の恋愛はヤオイとしてジャンルが確立しています。本作品は男性が描いた女性同士の恋愛になります。
Ⅰ 黎明編
2人の馴れ初めから描いています。高校の同級生で、高校時代にキスしたことがありますが、それから疎遠になり、20年後に再開します。
1人はレズビアンですがもう1人はそうではないので、卒業後、結婚し普通の家庭を持とうと思っていました。しかし結婚にも仕事にもうまく行かず、
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魔術的な、あまりに魔術的な、リアリズム。
本作を誰かにつよく薦めるとして、その候補となりそうな層をわたしなりに考えてみました。暫定的な結論として、
・ガルシア・マルケスの『百年の孤独』が好きなひと
・女性同士の恋愛(ユリ)が好きなひと
が思い浮かびました。しかるに本命は、
・秩序や道徳や倫理よりも、無秩序や渾沌(カオス)や人間の業に惹かれるひと
というものになりました。
標題のひとこと紹介は、(わたしの記憶が正しければ)マルケス(1928-2014)の同作などの作風を表現する「魔術的リアリズム」によります。わたしは同作を読んだことがあるのですが、魔術的リアリズムの何たるかを理解している、とは口が裂けても言えません。そうなの…続きを読む