カクヨムコンで読者選考を突破するためだけのテクニカルな小説論

５．小説本文以外も工夫しよう 公開から

　小説本文以外も工夫する続き。今度は小説公開からその後

①とりあず面白いところまでは最初にUPしよう

　もちろん冒頭から面白いなら一話だけでもいいと思いますけど、例えば最初の★ポイントが三話目なら最初に三話までUPしましょう。これは週間ランキングの新着ブーストを有効に取りたいからです。

（新着ブーストについては以下参照）

第35話 カクヨムコン9攻略・今度こそ週間ランキングについて

https://kakuyomu.jp/works/16817330649355982158/episodes/16817330668679177919

　もっともカクヨムはなろうと違い、一度に話をUPしすぎると★が付きにくくなります。これはカクヨムのサイトの作りの問題でオレオ効果と呼ばれていて、つまり最新話からしか★を付ける導線がないからなんですが、でも初日で数話程度ならそれほど問題ないと思います。オレオ効果については検索で。

　また、そもそもが「面白くなるのは15話以降から」というのであればWEB小説としてはちょっと構成を見直し方がいいかなとは思います。というかカクヨム読んでると最初の３話いらなくない？みたいな作品がゴロゴロあって勿体無いことしきり。

②作者の近況ノートを使おう

　公開後、少しでも読んで欲しいなら近況ノートにも更新情報を出しましょう。

　これなぜかというと、カクヨムはシステム上「最新話まで既読でない人には小説をフォローしていても更新通知が来ない」からです。

　私も読んでいたはずの小説がどこかに行っちゃって埋もれて見つからないこともよくあります（もちろんタイトルも覚えてない）

　その点、近況ノートは作者をフォローしていれば必ず通知が来ます。せっかく作者フォローをしているような人にはちゃんと更新情報を届けたほうが親切です。

　なお、更新もしてないのに一日に四つも五つも近況ノート出されるとちょっとうざくなってフォロー切られちゃうかもしれないですがその辺は空気読んでですね。

　そうそう、更新情報を出す場合は必ず小説の名前とURLを入れましょう。時々「更新しました」しか書いてない人もいるんですがどれだか分んないよ。

　その際ですが、読者によってどこまで読んでいるかは違うので小説トップのURLと更新話のURLの両方を入れると親切ですね。

　一応、キャッチ的なテキストも付けておくと読むの辞めちゃった人もまた読んでくれるかもしれません。このテキストも「しばらく読んでない人」が読むかもしれないことをイメージしておきましょう。ファンはほっといても読んでくれるので、大事なのは惰性で読んでた人へのリテンションです。

　とにかく読者は同時にいくつもの小説を読んでるので、それがどんな話かなんて忘れてるという前提で工夫してみましょう。

　では、カクヨムコン読者選抜突破、頑張りましょうね。

　おしまい

―　面白いと思いましたらこちら下の作品も読んでみて下さい。⭐️つけていただければ幸いです　―

双子の義妹のどちらかがベッドにもぐりこんでくる

https://kakuyomu.jp/works/16817330667406755788