もふもふと始めるゴミ拾いの旅。

レクレー男爵家四男坊のルークは、授かったスキルが【ゴミ拾い】だった為に「お前は我が家にふさわしくない！」と実家を追放されてしまう。
途方にくれたところを兄アスターに拾われ、ルークはＣランク冒険者の雑用係として日銭を稼ぐことを決意した。少しづつ自分のスキルの扱い方を熟知していくルーク。

しかしそこで魔獣と呼ばれる人類の敵に自分を重ね、助けたいと願い出る。
アスターはそれを引き止めるが、家を追い出され、住む場所も無くしたその子ウサギが気になって仕方がなかった。

翌日屍体で運び込まれたそのウサギにお墓を作ってあげたいと申し出たルーク。
アスターもルークの意思を尊重し、それに協力した。

しかしそこでルークのスキル【ゴミ拾い】に珍しい反応があった。
それがウサギの魂を拾い、自身がそのウサギになり…続きを読む