外野がガタガタ言ったとて。

二人の間の事は二人の事。納得していればいいのです。“ざまあ”でカタルシスするのは読者で、実際当事者にとってのカタルシスにはなるまいと思います。人はそんなに単純ではないでしょう。

傷つけあった二人に平安が訪れる(かどうかはわからないけど)、その事が尊いのです。だからハッピーエンドのタグは物語の中に生きている二人のためのもの。どうハッピーなんだと憤るような読み方をされる方の為の物語ではない。わたくしたちはこういう物語をこよなく愛しているのです。
最近最終回を迎えた某ドラマで【多様性に寛容であれ】というメッセージが放たれましたが、まさにそうだと思います。

…こんなんレビューじゃないけど、ここに書かざるを得ないのが口惜しい。

作者様、応援しています。