硬派と言える

雰囲気で引き締められた作品です!

導入章から次章のタイトル等を見ると、物語だけでなく話タイトルへの気の回し方など細部への配慮もうかがえます。

ボディーガードから葬儀社という形で転職を迎える主人公。
設定としてもなかなか見かけることができませんが、何よりも魅力的なのはこの物語内で紡がれる人間ドラマにあると思います。
人物像的に軽い人間は登場しても、どのキャラも立っておりそれが物語の重厚さに拍車をかけています!
だからこそ人物同士の掛け合いが言葉として読み手にとても響く、そんな作品はなかなかお目にかかれません!

年末年始という時期にじっくりと読み進めることをお勧めします!

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