概要
【領主館シリーズ10】毎日食べる食事 それを作る人の想いは
寄宿学校から帰郷した領主の息子達。
彼等に突然、すぐにデニッシュを用意するよう指示された料理人。
しかし、デニッシュ生地はもう使ってしまっていて…。
領主館に住むのは八人の家族と、彼等の生活を支える使用人達。
領主館シリーズです。
彼等に突然、すぐにデニッシュを用意するよう指示された料理人。
しかし、デニッシュ生地はもう使ってしまっていて…。
領主館に住むのは八人の家族と、彼等の生活を支える使用人達。
領主館シリーズです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!すごくオススメ!幅広い読者さまに届けたい!
シリーズものの短編ですが、これ一つだけでも、独立して読めます。
領主館の厨房で働く、ベーカリー担当のオルガ。彼女のもとに、領主の年若い息子が、無理難題を押し付けてきた。
その無理難題とは、「チョコレートナッツデニッシュをお茶の時間に出せ」というもの。
無理だ。
デニッシュは作るのに時間がかかる。果敢にオルガは、領主の息子に説明へと向かう。
その結末は。
すごーく、読後感が良いんですよ!
オルガの、働く人のプライドが、きりりと描かれている。
「その一口を作ること」
それに、料理を作る人の、どんな想いがこめられているか……。
感動しました。
感動しすぎて、加須 千花、コメント欄で即…続きを読む