第5話 日本の少女達と和菓子

身体の方の回復もしてきて 

私は日本から来たという裕福でとても綺麗な少女達とも出会う


「はじめまして 私は有栖よ こちらは双子の妹の手毬 

それろ こちらは私たちの世話や秘書の仕事もしてくれる柚葉さん」

にこやかな笑顔 柚葉という少女は着物 

有栖さんと手毬さんはこの時代の素敵なドレス姿


「日本語が話せるの?東洋の血の入った方ね 面立ちは西洋人に近い方ね」

「あ、はい」

「和菓子に日本茶があるわ お茶会の準備は出来てるの うふふ」

「ジェロームさん達も待っているので行きましょうね」


こちらは別室のジェロームにナジム達

「窓辺には不審者ですね」「未来からの不審者 暗殺者と言うところらしいが」

「僕がかたずけてきますムッシュー」

「頼んだぞナジム」

ナイフなどの武器を懐などに隠して立ち上がるナジム


「ジェローム様 当然ですけど」

「あ?」

「僕の分の和菓子は必ず残しておいてくださいね」「…‥‥」

「食べてしまったら 後のお仕置きは怖いですよ」優しい口調


「きっとですよ」朗らかな笑顔のナジム 

しかし その綺麗系の面立ちの眸は笑ってなかった






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未来からの逃亡者 放射能の除去装置(イスカンダルのヤマト) のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます @nono1

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