ただの追放ものではない

昨今流行りの追放作品。
この作品も例に漏れず、タイトルに偽りなしの追放もの。
追放理由は、大抵、追放者の真の実力に気づかない、目障りだから、邪魔だから、ガチで役に立たないからとetcetc
かといってただ追放され、ゼロからやり直すのもまた王道だが、単に活躍すれば再スタートできるというわけではないリアリティーがしっかり現れている。
モンスターを倒すだけではなく、時に人間同士の問題を片付けなければならない。
人間が相手だからモンスター相手とは違うと如実に展開させている。
どっちがモンスターだか(以下略)。
確かにこの作品は王道ファンタジーを行くもの。
けれども、リアリティーをもしっかりなぞっているから、よくある追放ものと受け入れるのは早計である。

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