破局した恋心を捨てるのも、新しい恋に飛び込むのも、勇気がいる

明莉(女性)と士郎(男性)、交互の視点で物語は進んでいきます。
クリスマス間近に恋人と別れた明莉。最初可哀想だと思いましたが、恋人の素性を知ると、このまま別れた方が正解じゃない?なんて思ってしまいました。
でもそう簡単に割り切れないのが恋心ですよね。
一方の士郎は恋に臆病になっていて、新しい恋にいまいち乗り出せません。

接点のない明莉と士郎。
でも、あれ?あれれ?
作者の巧妙な話の作りで、もしかしたら二人に接点が生まれるかも?

このレビューを書いているのは12月17日。
作品が完結するのはおそらく12月24日。
あと一週間で物語はどう進んでいくのでしょう?
明莉と士郎は出会うのでしょうか?

12月24日。
明莉と士郎はどのようなクリスマスを過ごすのでしょう?
ひとり?
それとも友達と?
はたまた……。

アドベントカレンダーを捲るあのドキドキした気持ちで、12月24日に何が出てくるのか。
一緒に物語を楽しみましょう。

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