「預けなくていいよ。そろそろ逝くわ」最期は好きな人のそばにいたい猫

犬とか猫とか、うさぎや小鳥だってそう。人間とは操る言語の種類が違うし、たぶんコミュニケーションの文化が大きくことなる。

だけど、ちゃんと気持ちは伝わっている。

もうこれが人生の終わりだというとき、信頼する人のそばから虹の橋のたもとへ旅立ちたいと望んだ猫ちゃんの気持ちが、よくわかります。

本当に、なぜ、余命八ヶ月の老猫を捨てたのですか。
人生の長い時間を、あなたに寄り添ってくれたのではないですか。

飼い主の匂い、体温、ただそこにいるだけでこんなにも幸せを感じてくれる生き物なのに。

猫でも人間でも、そうかその相手の最期を、ちょっとだけ想像してみてください。
それだけで、少し優しい世界が広がるかもしれません。

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