無敵人間の作り方

第3話 無敵

さぁ、来週の校外学習の準備でもしよう。

来週の金曜日、近くの養殖工場の見学に行くらしい。

その際、移動手段は電車に乗るらしい。

その時が一番密集していて、都合が良い。

カバンの中に、荷物を入れて。

とりあえず、今日はもう眠たいし、寝るか。

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

朝か、目覚めが良い清々しい朝だな。

スマホでも見るか‥これは。

【〔速報〕畝越町の有名焼き肉チェーン店にて、人肉が使われていた事が発覚、人肉の正体は店長の麻構有太(44)と坂牧辰吾(19)。人肉を食べた人は、高熱や嘔吐に見回れ、この件について、警察は‥‥】

なんだ早いな、まぁ一応、来週の金曜日まで家から出ないようにしておこう。

ﾌﾟﾛﾛﾛﾛﾛ

朝だ、アラームを消して、準備する。

とうとう校外学習だ。

家を出て、駅に向かうか。

「傘山か、久しぶりに見たと思えば」

「いやいや、おかげさまで」

「全員揃ったし、皆はぐれないように、電車のマナーを守って乗るように」

担任が注意喚起をして、電車に乗り込んで行く、

そうして全員が席に座るなり立つなりして騒いでいる、担任もいる。

俺は端に立ちカバンの中でそっと爆竹の導火線に火をつけ、奴らの足の下の方面に潜り投げた。

ﾊﾟﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ...と大きな音が鳴り響き。

奴らは、驚きながら悲鳴をあげたり、ピーピー鳴いていた、そして包丁を取り出し手前に居る奴から刺した。

「傘山、何を!」

あいつらは俺に気づいて後ろに引いていく。

すると、この前のあいつが、

「傘山、なにしてんだ！」

俺は、向かってくるそいつと取り巻きに

もう一度、爆竹を点火して、そいつらの足元に投げた。

あいつらは、パニックになって、その隙に刺し殺した、喉から胸、神経、頭を滅多刺しにしてやった。そして、いつも横から見ていた、あいつらも刺し殺した。そして、残るは担任に。　

「傘山、待っ‥！」

俺は有無を言わせずに脳天を刺した。

「お前、俺の名前覚えてたのかよ。」

俺は担任を滅多刺しして。

俺は、奴らを全員を、刺し殺した。

何かをやりとげたという、感覚になり、気分良く次の駅で降りて、家に帰った。

だが、隣車両から見ていた奴が通報して、俺は翌日捕まった。

『昨日午前頃、加張路線にて無差別切りつけが起き、犯人は被害者らと同じ学級の生徒‥』。

俺の報道は、大々的に伝わった。

インターネットでは、

「被害者がかわいそう」

「何を考えてる」

「犯人はクズだ」

「言葉での解決は」

など御託を並べる奴らがいるが、奴らに俺の気持ちが分かるわけがない。

俺は間違っていない。あいつらは自業自得だ。

俺は被害者だ。

君はどう思う？