概要
双子の王子の王位継承権争いと見せかけて……!?
どの国からも程よく離れた島国ソレック王国。そこには双子の王子がいた。第一王子アルヴィンと第二王子バルテル。国王はどちらを次期国王にするか指名しないまま亡くなった。こうして、どちらが王位を継ぐか問題が起こる。傲慢で贅沢三昧のアルヴィンと民のことをきちんと考え高潔なバルテル。どちらが国王に相応しいのかは一目瞭然。誰もがバルテルを国王に望んでいることを、アルヴィンは気に入らない。アルヴィンは自分こそ王に相応しいと考えていたからだ。しかし、このままではバルテルが王になってしまう。そんな時、アルヴィンは侍らせている女性からあることを囁かれる。それが素晴らしい考えだと思ったアルヴィンは、早速女性から言われたことを実行に移す。
それが国を滅ぼすとも知らずに。
『小さくて大きな恋物語』(
それが国を滅ぼすとも知らずに。
『小さくて大きな恋物語』(